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必勝ダンジョン運営方法 相手に合わせる理由がない  作者: 雪だるま
ダンジョン運営本格始動

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落とし穴9掘:日常とお約束 前篇

初めて前篇と後編にわけました。

ここ最近更新が不安定で申し訳ない。

日常とお約束 前篇






side:ユキ



今日は色々大変だった。

いや、こうなんというか、歴史には残せないイベントというか、定番というか、お約束というか……。

何を言っているかわからないと思うから、ここに一応日記として書き残す。

のちの世の人が、これを喜劇とみるか悲劇とみるか、はたまた価値のないただの日々の一ページかどうか判断してほしい。


俺としては、相手さんの為にもこの記録は、只の価値の無い日々の一つになればと思う。


じゃなんで残したか?


そりゃ、面白い事は残しておかないと、今後の世の中に更なる娯楽を作らないとな。

ちょいとした小話って奴だ。

ああ「饅頭怖い」って程、大した話ではないのは俺が保証する。

とりあえず、読んでくれ。



◇年○月△日 土曜日 ダンジョン内:晴れ


薄っすらと意識が覚醒していく。

寝ていたと自覚し、ゆっくり覚醒していく。

いい加減、ダンジョンに慣れたと思っても、やっぱり時折、出社しないとって焦るときがある。

日本人の性なのかね?


「んっ、んん?」


横で可愛い声が聞こえる。

ああ、そう言えば今日はセラリアと一緒に寝てたんだっけ?

あのルナの宣言以降、万が一、妊娠で母体や子供に問題があれば神様権限で治すと約束してもらったから、安心して嫁さん達といたしているわけだ。

セラリアとはこれで3回目。


セラリアとの初夜は約束通りに搾り取られました。

本人が無理してないか心配だったが、結局朝まで繋がったままでした。

俺はゲッソリしたが、セラリアはツヤツヤしていた。

なんだろうな、お互い色々出したりしてるのに、男だけが結構疲労している感じは?


そんな事を考えていると、セラリアの方も目を覚ます。

すこし、動きすぎたか?


「……おはよう、あなた」

「おはよう、起こしたか?」

「いいえ、自然に目が覚めただけよ」


そう言いつつ、布団の中で俺に覆いかぶさるように移動する。


「……えーと、今日も?」

「当然、朝の処理もちゃんとしないとね」


セラリアは致すのが好きなようで、朝も一発してから起きるのが基本になってる。

昨日も結構したと思うんだけどな。


「…こんなに私の中で大きいのに、我慢なんてしなくていいのよ」

「子供ができるのが早そうだ」

「それは嬉しいわね。朝も回数増やそうかしら?」


そんな事を言いながら、結局数回して起きることになる。

ああ、やっぱり搾り取られてる。



「おはよう」


そういって、朝ごはんを宴会場にアスリン達と運び込む。


「おはようございます。お兄さんも毎朝すいませんねぇ~」

「ま、皆にご飯作るのは苦じゃないけどな。美味しくいただいてくれるから作り甲斐がある」

「私もお兄ちゃんと料理ができるから嬉しいです!!」

「今日は兄様が作ったお味噌汁と卵焼きです」

「…他は魚の焼き物ね。鮭だっけ? これはアスリンとフィーリアが頑張ったわ」

「ん、ラビリスは何を作ったの?」


リエルがそうラビリスに聞くと、アスリンとフィーリアが炊飯器を指さします。


「ラビリスちゃんはご飯を炊いてくれたんです」

「みんなの分全部です」

「おお、そりゃ大変だったねラビリス」

「ありがと、でもユキにいつまでもご飯を炊かせるわけにもいけないわ。いつか、あの味に届いて見せるわ」


いやー、炊飯器でご飯炊くだけで味に違いがでるのか?

ま、本人がやる気なんだし、横やり入れるのは無粋だろう。


そんな感じで朝御飯の準備をしていると、ルルアがやってきた。


「だ、旦那様!! セラリア様と朝何回も致したって本当ですか!?」


……えーと、アスリン達も含めて、ここの皆は嫁さんで抱いてはいますが、朝からそんな会話は……。


「ほう、セラリアが朝からお風呂でいつにもまして、ツヤツヤしていたのはそれでしたか。で、何回したんですかお兄さん?」

「えー、朝は僕したことないよ!!」

「…スケベ」

「あー、なるほど道理で今日はユキさんから匂うセラリアの香りがつよかったわけですか」

「…トーリ、匂い嗅いでるの?」

「ち、ちがうよエリス!? 私は狼人族だから、匂いに敏感なだけで……」

「知ってるのよ、洗濯物。ユキさんの……」

「わー!! わー!!」


なんか、荒れて来たな……。


「お兄ちゃん、セラリアお姉ちゃんと何回したんですか?」

「兄様!! 言ってくれれば、私も手伝いました!!」

「……ここね、朝から元気なのは」

「ラビリス触るんじゃありません」


とりあえず、ラビリスはサキュバス族なだけあって、なのか、とても素晴らしい手腕をもっているので、触られたらシャレにならん。

因みにこの3人は致すときも一緒で、アスリンとフィーリアが先。

ラビリスが疲れて寝たアスリン達の後に朝まで相手をしてくれる。

というより、寝かせてくれない。


「答えてください!! 今日はその分量が少ない可能性があるんです!!」

「「「!!?」」」


ルルアがそう言うと、皆がハッとした表情になります。


「……それはちょっと、どころか、色々困りますね」

「沢山中に欲しいのに……」

「…大問題」


えーと、俺が悪いわけじゃないのに、なにか睨まれてるよ……。


「だ、大丈夫。ルルアにも皆にもちゃんと頑張るから」

「本当ですね!? 今日の夜は私とですよ。ちゃんと沢山沢山してくれるんですね!?」


……ルルアがとても嬉しそうだったので、その時無理とは言えなかった。

けどさ、一応俺も上限があるって理解してるよな?


因みにルルアは胸を使った奉仕が好きらしくて、胸を使った事を毎回試してくる。

気持ちいいからいいけど、中に出す量は結果少なくなってるのは不満じゃないのかね?


「あら? みんなご飯できてるのに、なに食べないで雑談してるのかしら?」


セラリアが風呂上りでツヤツヤした顔で自分の席について、ご飯を要求する。

とりあえず、俺が頑張る宣言で、話は決着しているので、皆も席についてご飯を食べる事になった。


「ねえ、あなたどうしたの? 少し疲れてないかしら?」

「…そりゃ、セラリアと朝から頑張ったからな」

「あら、ずっと寝ててもいいのよ。看病してあげるわ。下も含めてね」


この嫁さんはブレないね。

いい嫁さんだ。



「さて、今日も一日頑張りますか」

「「「はい」」」


そういって、旅館から皆自分の仕事場へと散っていく。


「さて、俺達も学校だ」

「「はーい」」

「…早く抱っこしてくれないかしら?」


いつものように、3人を抱き上げて移動を開始する。


「……皆大きくなったか? なんか重くなった気がする」

「え!?」

「兄様、ふ、太ってないですよ!?」

「…もうちょっと言い方をかえなさい。二人とも違うわ、成長してるって意味よ。私も胸が大きくなったの」


いや、ラビリスの胸の成長は、俺が手伝っている様なものだしな…。

しかし、メロンがさらに成長か、身長はさっぱりだけどな。


「いてっ」

「あら、小さいからこそ色々楽しめることもあるのよ」


そうラビリスがきつく俺に抱き付いてくる。


「あ、ずるい」

「私も!!」


残りの二人もきつく抱き付いてくる。


「よし、そのままつかまってろよ。せーの…」

「はやい、はやい!!」

「流石兄様です!!」

「…ふふふ」


そうやって学校へ急ぐのであった。




遥か先の未来にて、この話は意見が二つに分かれている。


うらやましい、爆発しろ!!


この男性は上手くやっている。男の鑑である。



ま、ユキにとって話のタネになっているのなら、この日記の意味があったのではないのだろうか?



後編へつづく

どうでしたでしょうか?

因みに、子作りはしっかり内容は書きませんよw

だって、僕子供だもん。って信じねーよなw

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