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創世する世界のイヴ 現在のデータ編  作者: 遍駆羽御
メニュー閲覧――――世界観
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世界観 12 英雄宣言 及び 凪会議(別名:不平等会議)、世界天秤条約(別名:覇権争奪条約)、英雄条約   (第1話~最新話まで)

世界観では、主人公 イヴが知り得ている情報を掲載します。さぁ、世界をイヴと共に歩きましょう。物語の進行具合によってイヴの用語に関する理解が深まります。


~英雄宣言 及び 凪会議(別名:不平等会議)、世界天秤条約(別名:覇権争奪条約)~



2017年3月12日 日本第一地下都市 大和 特別要人保護区 皇居

全世界に向けて、天皇 凪紗南春明と、異世界 リンテリアのクイーン王国女王 リン・クイーンによる英雄宣言。


英雄宣言の中身


春明「二つの世界には暗い闇があった。地球は戦争に端を発した核の冬により、地上には住めなくなった」

リン「リンテリアはプリミティブイデアの不足により、植物は突然枯れ、動物は突然心臓発作で、人間も同様に心臓発作で多く死んでいきました」

春明「ですが、長い冬を乗り越えて」

リン「春は訪れました」

春明「華芽吹く季節」

リン「世界に大いなる実りを」

春明「両世界の人々と共に」

リン「私達のように」


これにより、第三次世界大戦は終結を向かえ、同時にリンテリアの種の危機も去った。


その事を期に同日、正式に誕生した世界連合(当時の議長 橘慎太たちばなしんた)と異世界連合(当時の議長 レア・ミィール妖精女王)との凪会議(別名:不平等会議)で、異世界 リンテリアのリンテリア歴 及び 月の数え方、時間の数え方や身長や体重、数共通単位を廃し、地球へと歩み寄った。お金の単位だけは経済活動があるので変わらなかった。

それが地球側が異世界 リンテリアへと侵攻しない為の一つの譲歩だった。あなた様の方が上です、と。と、同時にあなた様は私達がここまで譲歩したんです、解ってますよね? という意志でもあった。

その会議の中で、地球の技術を異世界 リンテリアに供与する場合、異世界連合を通して文化レベルに合わせて少しずつ、溶け込ませる方法を両者容認した。一方、異世界 リンテリアの魔法に関する知識は地球の技術の軍事面の強さとリンテリアの軍事面の強さを比較され、格下に見られ、提供すると言わざるを得なかった。

そこで地球全国に魔法教習所 及び 小学校~大学院までの教育機関に魔法学を新設し、異世界 リンテリアの各国推薦の人員がそこへと教師として配属されることが決定された。

他にも、輸出・輸入に関する互いの入国費はなし、となったり、輸出・輸入品の制限・禁止項目の洗い出しを後日行う約束等が取り決められた。

それら全ての約束事を合わせて、世界天秤条約(別名:覇権奪取条約)と呼称する。


リンテリア歴の9680 ノーム<3月>の12<日> 23フリール<時>59リエッタ<分>59ジュナ<秒>が異世界 リンテリア式の最期の刻みであった。

そして、ありとあらゆる媒体から、リンテリア式のそれらは修正液などで修正され、地球式のものが書かれた。


補足:イヴがこの世に誕生してからは、少女神 リンテリアがイヴのお気に入りなことや、両世界の王族の血が交わった存在であることから、地球と異世界 リンテリアの力関係は拮抗した状態になった。その事実もあり、イヴを疎ましく、思っている人間は多く居る。


~英雄条約~


2017年3月12日に世界連合の加盟国で決められた第三次世界大戦の後片付けの為の条約。

第一項は機械兵を英雄達の立ち会いの下、全て、破棄である。

これは早速、13日から執り行うことと、なった。







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