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盗賊団

誤字脱字の指摘、たいへん助かっております。

 未明に珍しくワンコ小隊の遠吠え。

「何かあったかな?」

 俺が家の窓辺に出ると、

「盗賊の侵入がありました。カール様の支店の方へ向かっているようです」

 と、ポチから念話が届く。

 まあ、貴金属類は基本あそこだからなあ。あそこに一番金目のものがあるか。

「今はどんな感じ?」

「シュガーアントのミヤが兵隊アリを支店、寄宿舎、クラーラ様の家、ノルフォシ村の民のところ、そしてマサヨシ様の家へと展開。オルトロスの小隊はノルフォシ村の民とマサヨシ様の家以外三カ所に向かっています。キングたちは群れの防衛分を残して盗賊を遊撃。ワームズは支店。残りのマジックシルクワームはノルフォシ村の民とマサヨシ様家に移動中です。神馬たちは厩舎で待機中。フェンリルのワンコ小隊は広域に展開しているので間に合いません。一応、リルは支店に向かわせてます」

 すでに、普通の人間では勝てる気がしない。


 レーダーで確認すると、敵意がある三十ほどの赤い光点が十体ほどの魔物に追われている。足の速さから言ってキングたちか……。支店の方に追い込んでいた。支店の前には五十体の魔物が整列。その後ろにさらに十体。そのさらに後ろに三体、最後に一体の魔物が整列している。

 兵隊アリ、ワームズ、ワンコ小隊、リルってところだろう。

 待ち伏せか。

 キングに追われてきた光点は、魔物たちに囲まれる。

 光点はバラバラに動く。何とか逃げているようだ。そのうち光点は動かなくなる。戦意も喪失したのか、赤から白に変わった。


 ポチと共に支店に行くと、そこにはカールと弟子の子供達三人が居た。

「マサヨシ様、これは……」

 白と黒の糸に巻かれて転がる男たち。おっと、石だるまになっている者も居た。

「ああ、多分この支店を襲いに来た盗賊だろうね。前にカールが言っていただろう」

「いや、この状況はどういう事で?」

「ああ、うちで働いてくれている魔物たちがこの支店を守ったんだ。これは、芋虫たちの糸に巻かれてる」

 俺は白と黒の糸に巻かれた盗賊を指差す。

「そこで石になっているのはコカトリスにやられた」

 石化した盗賊を指差す。

「カールの知っての通りこの芋虫たちの糸を切るにはオリハルコンのハサミが要る。石だるまも俺かアイナじゃないと石化は解除できないから逃げようがないな」

 俺が説明すると、カールは頷いていた。

 すると、兵隊アリの一匹が俺に近づき、

「私タチノ、麻痺スル毒モキイテル」

「おお、済まなかった。お前等も頑張ってくれたんだな」

 ウンウンと頭を振る兵隊アリたちだった。

「まあ、そういうわけだ。これだけ騒がしいと眠れないかもしれないが、安心してくれ」

「わかりました、支店の中で待機しています」


 俺の周りにキングたちコカトリスと、わんこ小隊、リル、ワームズ、兵隊アリたちが集まる。

「褒めて欲しい?」

 と聞いてみると、ウンウンと頷く。

「おう、ありがとな」

 ワシワシと掻いてやると、皆満足したようで整列して待機する。


「さて、アンタら何しに来た。この支店にある貴金属を狙いに来たか?」

「そうだよ。ここで貴金属を採掘していると言う噂を聞いてな。金、銀、ミスリル、白金まであると言うじゃないか。そして精製した貴金属はこの店に集まると聞いている」

 盗賊の一人がニヤニヤしながら言った。

「我々に手を出したらどうなるか、朝までに戻らなければ残り五百の仲間がここを襲いに来るぞ」

 あっ、脅してる。

「五百かぁ……お前ら相当デカい盗賊団なんだな」

 炎の風より大きいよな。

「でもなぜ一気に来なかった? 五百で来ればそれなりに戦えたかと思うんだが……」

「我々は斥候だ。この地の状況の情報を確認するのが任務。しかしな、我々が帰らなければ本隊が来る」

 再びニヤニヤする盗賊たち。

 まあ、負ける気はしないんだが。

 レーダーを確認すると、奥の方に真っ赤な塊が見えた。

 多すぎて数がわからない。

 実際にこいつらの報告待ちなのだろうか。


(ぬし)よ手伝ったほうが良いかの? 皆、気配で起きているのじゃが」

 とリードラから念話があった。

「朝方、五百人ほどで盗賊が来るらしい。手伝ってもらえるかな?」

「わかったのじゃ。皆でそっちに行く」

「皆って?」

「クリス、フィナ、(われ)、アイナ、マールじゃ。あとは屋敷の防御に回ってもらうぞ?」

 リードラは俺が隷属化したメンバーを挙げる。

「他の者は隷属化しておらんからの、怪我をしてはいかん」

 次はテオドラからの念話。

「マサヨシ様、何かありましたか? アクセル様とヘルゲ様が心配しておられます」

「テオドラか?」

「はい」

「盗賊の侵入があったんだが、もう無力化してあるから問題ないよ。子供たちを落ち着かせて寝てくれ」

「わかりました、アクセル様とヘルゲ様に言っておきます」

「ああ、五百人ほど盗賊が来るらしい。そいつらは俺と魔物、そして嫁候補たちで何とかするから安心しておいてくれとも言っておいて」

「わかりました。今ヘルゲ様にそう報告したら、『じゃあ問題ないな』と言って部屋に戻られました」

 そう言うとテオドラとの念話が切れた。

 信用されているらしい。


 リードラがドラゴン形態でやってくる。その後ろからクリス、フィナ、アイナ、マールがやってきた。

「あれドラゴンだよな」

「ああ、間違いない」

 盗賊の斥候たちから声が聞こえる。


「おーい、クレイ。手伝ってもらえないか」

 俺がそう言うと、肉体がパンと弾けクレイが出てきた。

「さて、クレイ」

「何?」

「いつも土木系はクレイに頼りっきりで申し訳ないんだが、この開拓地を包むような壁を作ってくれ。上には人が隠れられるような壁と通路、最終的には石化させてくれるとありがたい」

 クレイは、

「私に頼るのはいいの!」

 そう言った後、

「撫でられるのが楽しみなんだから……」

 とぼそりと言った。

「でもね、その言葉じゃわからない」

 そう言うとすぐ俺の額にクレイが額を合わせる。

「想像しなさい! あなたの思うような壁を!」

 俺は中世の城の城壁のようなものを思い浮かべた。

「ん、わかったわ」

 クレイは指を鳴らす。

「ゴゴゴゴゴゴゴ……」という音がすると土が競りあがり見事な壁ができた。壁への登り口が数か所。壁の上には通路があり、その外側には人が隠れられる程度の壁がある。ちゃんと道には門がありその上はバルコニーのようになって入口の上から攻撃が可能になっていた。

「俺とお前って考えていることが共有できるの?」

「そうよ、言ってなかった?」

「聞いてない」

「まあ、いいじゃない」

 あっ、めんどくさくなって流したな。

「だったら、空堀も掘ってくれよ」

「仕方ないわね……」

 城壁の外側に空堀ができる。

「スイ、悪いんだけどクレイが堀った堀の中に水を入れてくれ」

 ポンと俺の前にスイが出てくると、

「わかりましたぁ」

 と言って、スイが手を動かすと堀の底から水が湧きだす。

 とりあえず、門のところに、ノルデン侯爵の館からもらってきた扉をつけた。ちとサイズが小さい。

「クレイ、隙間固めて」

 俺がそう言うと、

「はいはい」

 と言って、足りない分を埋めてくれた。

 まあ、室内用の扉だから、ちょっと強度は足りないだろうな。扉が破壊されるまでに無力化させればいいか。あとは、ドランさんに手伝ってもらってデカい扉を作ろう。

 あっという間にできた壁に焦る盗賊の斥候たち。

「本隊大丈夫か?」

「勝てないと思う」

「でも伝える手段がない」

 と、ボソボソと話していた。

 若干諦め雰囲気の斥候たち。

「おいで、頭撫でるから」

 そう言うと、クレイとスイは俺の前に来る。

 そして、思う存分撫でてやると、クレイとスイは俺の体に戻った。


 近くに居たクリスに、

「クリス、五百人の兵士ってどんな感じ?」

 と聞いてみた。

「ちょっとした貴族の領兵ぐらいかな。で、どうするの?」

 クリスが聞いてきた。

「本体を攻めさせて無力化する。『五百人じゃ俺たちに全然足りない。余裕をもって対応できる』って事を教えようかとね。犯罪奴隷として売って、色んな所で吹聴してくれれば俺んちのうわさが広がる。そうすれば、入植者の募集をしたら守ってもらえるって思って大勢来そうだしね」

「あなた、悪い考えしてるわね。宣伝のために五百人を相手するつもりなんだ」

「その通り、強さを見せて広告にするつもりだ」

 犯罪奴隷として売り払えば臨時収入も有るだろうし、アジトを見つければそれなりの宝も有るだろう。

 俺らの知名度も上がる。今更目立たないようにってのも無いだろう。

「ミヤ、支店の前に兵隊アリたちを連れてきてもらえないか」

 念話でシュガーアントの女王アリであるミヤに連絡する。

「マスター、了解です」

 次に、念話で

「キング、お前らは遊撃な。森の中で待機、戦闘が始まったら後方から追い立ててくれ」

 と指示を出す。

「了解!」

 キングが「クエェ」と一声鳴くと「ドドドドドドドドド」という音がする。

 すると、キングの周りにコカトリス達が集まった。

「リードラ、キングたちと一緒に行って後ろから追い立ててくれ。森は畑にするから、少々燃えてもいい」

 その後、リードラは空から、キングたちは門から外に出ると森の中に消えていった。


 そんなことをしていると、兵隊アリたちが集まってきた。

 ん? 

 俺の周りが兵隊アリだらけになる。

「ミヤ、何体居るんだ?」

 念話で話すと、

「五百以上は居ますね」

 とミヤは言ってきた。

「全部連れてきた?」

「そういう話でしたから」

「ハハハハ……」

 笑うしかない。

 やり過ぎかな? 

 周りに居る兵隊アリたちの気合が入っているのか、

「ギシギシ」と顎を鳴らす。

「じゃあ、お前らは壁の上に登って待っていてくれ、号令したら毒を吐いてもらう。それで麻痺させるからな」

 俺がそう言うと、兵隊アリたちは一列に整列し壁の上に向かう。

 おお、軍隊のようだ。

 兵隊アリの中にも部隊長のような者が居るようでその指示の下統率が取れた動きをする。


 すると、ブンブン羽音をさせながらハニービーの働きバチもやってきた。

「我々モ手伝イマス」

「あっ、お前らも顎使って話せるわけね」

「ハイ」

 代表が話してくる。

「それじゃ、堀の上に展開して、堀を渡ってきそうな盗賊たちを追い払ってもらえるかな? 

 しばらく経ち、働き蜂の数も増えているようだ。働き蜂たちは黒い柱のようになって堀のほうへ飛んでいった。


「わんこ小隊はここで待機だな」

「えー」って感じであからさまに嫌な顔をするわんこ小隊。

「もしもの時のとっておきだからダメだ」

「とっておき」と言う言葉に反応し、満足して静かになるわんこ小隊。

 こいつらの見張もしてもらわないとな。

「私の部隊も呼び寄せましょうか?」

 リルが聞いてきたが、

「まあ、問題ないだろう。こいつらが悪さしないか見張ってて」

 斥候たちの方を向いて言うと、リルは納得したようだった。


「ギ」ワームズの一匹が声を出す。

「お前らも何かしたいって?」

 ウンウンと頷くワームズたち。

「だったら、門の上に居て兵隊アリたちと糸吐いて」

「ギ」と言うと、壁の上にのそのそと上っていった。

 あれ? マジックワームとシルクワームも上っていってる。

 まあ、いっか。


「クリスとマールは壁に上って偉そうなやつを狙撃。敵はあの方向だ」

 俺は赤い光点が集まる方向を指差した。

「マサヨシ、了解」

「マサヨシ様、了解です」

 そう言うと、クリスとマールは城壁を上がる。

「アイナも壁の上だな。魔物や俺たちの中でけがをした者が居たら、回復してやって」

「ん、了解」

 アイナも壁の上へと向かった。

「俺とフィナは扉の外で待機。扉を守るぞ」

「はい」


 そんな話をしていると、ドワーフや銀狼族も集まりだした。

「旦那、儂らも何かしなくていいのですかい?」

 ベンヤミンが聞いてくる。

「大丈夫、負けることは無いから安心して寝てて」

 そう言って飯場や家に帰ってもらった。

「マサヨシ、これはどうしたの?」

 ちょっと遅れ気味にクラーラ。白馬に乗ってやってきた。

「貴金属を手に入れようと盗賊団が襲ってくるんだ」

「えっ、大丈夫なの?」

「まあ、大丈夫だろうな。うちの戦力をまともに相手にしようと思ったら、国軍でも足りないから安心して寝てて。気になるなら俺んちに居てもいいし」

「わかった、家で待ってる」

 ニコリと笑うと、クラーラは俺んちの方へ白馬を走らせていった。

 クラーラを見送ると俺はフィナと門の扉の前に向かった。

 さて、動きを待つだけか。


 空が白み始めたころ、赤い光点が俺の方に向かって動き出した。

「斥候たちの言っていたことは本当だったか……」

 少しずつ確実に近寄ってくる。クリスの矢が届く距離になると、一本の光が朝焼けの空を貫いた。

 すると、リードラが急降下してきて盗賊たちの背後に降り立ち、退路を塞ぐように炎を吐く。

 恐慌をきたした盗賊たちは散らばって逃げていくが、その盗賊たちをコカトリスの部隊が一人、二人と石ダルマにしていった。

 逃げられないと思った盗賊たちの矛先は俺んちに向かうが、何もなかった場所に壁が出来上がり堀まである。何人かは堀を泳いで越えようとしたが、ハニービーに襲撃されてしまう。門を攻撃しようと近づいてきた盗賊は、兵隊アリの麻痺毒の前に一人また一人と倒れ、ワームズやマジックワーム、シルクワームの糸で行動不能となった。うまく逃げたとしてもクリスとマールの矢で、足を狙撃され動けなくなる。

 そして俺の前にたつ挑戦者二人。

 その背後にはリードラとコカトリス。

「お前を倒せば、この中に入れる」

 盗賊の一人が言った。

 俺を倒せばなんとかなると思ってるんだろうな。扉の向こうが唯一の希望。

 俺はわざと扉を開け放つ。すると、その向こうには腹の位置までしか見えないポチの姿。

 扉が開いたのに気付くと伏せの体勢になり、今ある扉より大きな顔を覗かせた。

 左右の顔は見えない。


「ダメだ、勝てる気がしない。こうなったらここに居るデ……」

「デブ」と言う前にデコピンをした。体が半周回るとドサリと倒れた。


「お前はどうする?」

 唖然としてなにも声がでない盗賊。

「後ろにドラゴン。前にケルベロス。もう勝てないと思うんだが……。ちなみに俺はこいつらの主人だ。見てろ……『ヘルファイア!』」

 ちょっとした噴火ぐらいの火柱が上がる。

 おぉ、ちょっとやり過ぎた? 

 俺は焦りながら、

「つっ、つまりあいつらより強い。だから諦めて武器を捨てろ」

 ちょっと噛んだ。

「武器を捨てた後どうなる?」

「お決まりの犯罪奴隷行きかなぁ。ここで命をとってもいい。どっちか選べ」

 そう言っていると、

「あーあ、(ぬし)よ大分抉れたぞ」

 リードラから非難の念話が入ってきた。

「ごめん、ちょっといいとこ見せたかったんだ」

「やり過ぎじゃのう」

「すまん」

 俺は謝った。

 締まらんな……。


「で、どうする?」

 締まらないのは忘れ盗賊に聞く。

「戦って死ぬか、奴隷になるかなら、奴隷になる方を選ぶ」

「了解、そこに転がっている奴等と同じでいいな」

 最後の盗賊は周りを確認すると、頷いた。

「あなた、さっきの爆発は何? 一瞬空が真っ赤になりましたが……」

 ノーラの声が念話で届く。

「ああ、俺が盗賊を脅すために魔法を使ったんだ」

「ほどほどにしてください、エリスちゃんが怯えていました」

 あっ、怒られた。

「すまん、やり過ぎた」

 うーん、やっぱり締まらんな。俺は女に……特に候補たちには弱いようだ……。


「みんなありがとな、もう出番は終わった、巣に戻ってくれ」

そう言うと、兵隊アリたちも働き蜂たちも俺のほうを一目見ると巣に戻っていった。

俺とクリス、フィナ、アイナ、リードラ、マールは糸に縛られた男たちを壁の中に入れ並べておく。あとで、冒険者ギルドに見分してもらうためだ。


 盗賊団約五百三十余名は石化され、芋虫状態にされ、痺れて転がっていた。

 俺は聞いたことが無かったが、ドラゴンロードと言う結構有名な盗賊団らしい。

 根城はフォランカの近くということだ。

 あとでマップ表示させて盗賊団の宝の回収を行った。ショボい。

 金貨二十枚と、程々の武具程度だった。炎の風に比べれば少ないよな……。

 その後、ドロアーテの冒険者ギルドで回収され、犯罪奴隷として売られていった。

 臨時収入白金貨七枚以上。結構な賞金首も居たらしくこの金額になった。

 こっちの方が上か……。

 これで俺んちに手を出すことの意味が口コミで広がるだろう。土地作って入植の募集もしやすくなるかな? 

 ああ、俺んち城塞になってしまった。

 拡張性が無くなって反省だ……。

 そんな事を考えていると、

「私が何とかするわよ」

 ふと出てきたクレイが言った。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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