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王宮へ

誤字脱字の指摘、大変助かっております。


今回の投稿は短くなります。すみません。

 アグラは相変わらずベッドボードで寝ていた。

 真っ暗な中、目が覚めると誰かが居た。

 ベッドの中を覗き込むと裸のラウラが居た。 

 その間起きない俺も問題ありだなぁ、疲れていたのか、寝不足なのか……。

 俺が妙にすっきりしているのはそのせいか。

 はあ……。

 ため息が出る。

 

 まだ外は暗い。時計は無いが夜明け前一時間ぐらい? 

 Gな時計を持っていたが使わなくなって久しい。皆が大体の体内時計で動くのに合わせていたら、それに近い精度持つようになっていた。正直なところ、収納カバンに時計を仕舞っていたら内部の時間が止まっていたため、正確な時間がわからなくなったのだ。

 俺は、ラウラを起こさないようにズレたズボンを上げベッドを降り、そして扉を出して王都オウルへ向かう。

「王都へ到着」

 王宮はすでにマップにあるのでそこへ向かう。

 おっと、今までで最高の壁だね、三十メートルぐらいあるかな? 

 その壁を余裕で飛び越え、王宮の中へ入る。

「ここは無力化必要?」

 フウが聞いてくる。

「いいや、見つからない限り無力化しなくていいよ」

 俺は王様の位置をマップに表示し王様の寝室に近づく間、誰にも会わなかった。

 速すぎて気付けなかったのかもしれない。

 警備が薄いような気がする。

 そして、俺は王様の寝室と思われる場所に到着。天井裏? には護衛か刺客かわからないが数人待機している。

「フウ、この部屋の上に居る奴だけを気絶させてくれるか?」

「わかった」

 そう言ってフウが離れ、

「おわり」

 数瞬で戻ってくる。

 ちょっとドヤ顔? 

「ありがとな」

 そう言って頭を撫でると、

「ん」

 と言って体に戻った。

 俺は、王様の寝室の扉を開ける。

 豪華な部屋だ、魔族のものと差はない気がする。

 その部屋にはこの国の主、転移する前の俺よりも若く見える、イケメンの王が眠っていた。

 ヘルゲ様(オヤジさん)が言う通り確かに顔色が悪い。

 まあ、コレで、一瞬で王の寝室に行けるようになった。

 あとはアイナを連れて来ればいい。


「ふあぁ眠い……さて、もうひと眠り」

 俺は扉を出し自分の部屋に戻る。

 気持ちよさそうに眠るラウラと共に俺は布団に入り眠りにつく。

 明るくなって起きると、俺に抱きつく裸のラウラが居た。

 んー、何か密着率上昇してる?

 まあ、俺は先に起きたのでさっさと逃げるのであった。

 攻めすぎだよラウラ。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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