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百 万 回 は 死 ん だ ザ コ  作者: yononaka
██:████

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16/204

016_継暦141年_春/08

 猛然と疾走!

 扉を開けて大失踪!


 ……おや。

 扉を引いてもびくともしない。

 引いて駄目なら押してみても、びくともしない。

 もしかしてスライド式?いやいや、まったく動かない。


 ……あれ?


「逃さぬ 生者の肉体は このあと 世に出るために 活用させて もらう」


 扉を見れば開かない理由がよくわかった。

 ぎっちりとあの蔦が扉のそこかしこに巻き付いているのだ。


 こんな体で良ければどうぞ、と今回じゃなければ言うのだが、残念ながらこの命はオレにとっても惜しい。

 いや、ホントに普段なら喜んでくれてやるが。酸っぱい臭いするし。


「ギネセスはどうしたのさ」

「見て分からぬか 死んだよ そして 自らをこの世に 誕生させた 根源たる

 この私に 肉体を 譲り渡したのだ」

「譲り渡した?

 どう考えても寄生しているようにしか見え──」


 ギネセスだったものの袖口から蔦が伸びると鞭のようにしなり、打ち据えようと振られる。

 ただ、その速度も形状も皮膚が赤くなるとかそういうのでは済まない勢いである。

 転がって避けるといた場所はまるで剣が叩きつけられたかのような切り口が地面にできていた。


「おいおいおい、オレの肉体は活用するんじゃあ」

「蔦があれば 繋ぎ直すことができるだろう」

「そんなあ」


 再び鞭が振るわれる。

 今度は左右の袖から一つずつ現れた鞭を振るう。

 振り下ろしと振り払いの二段。

 逃げ場がない。

 戦輪を擲とうとした瞬間に空気が爆ぜるような音が叩きつけられた。


 眼の前にはメイド。

 ギネセスを屠ったその抜き手が二つの鞭を砕いていた。


「セニア?」

「貴方を見ていると、守らねばという気持ちになります」


 オレはもしかしたら似ているのかもしれない歴史上の人物(少年王)の顔立ちに感謝した。


 ───────────────────────


 セニアが踏み込む。

 だが、長年の付き合いか、ギネセスに寄生したご先祖は彼女が不得手とする距離を維持して鞭を振るう。

 しかし、鞭のいずれもが彼女を傷つけるには能わない。

 ギネセスの無形剣でなければ防御を崩すことも、そしてアンデッドたるその身を傷つけることもできないのだろう。


「逃げ続けもできぬか

 ならば 揺らがせるのみ」


 そうなれば標的は彼女が守るもの。

 つまりはオレにフォーカスされる。


 生きた蛇の如くに動く鞭はセニアの守護を抜け、オレへと突き進む。

 避けようとするも、それすら見切られている。オレの戦闘能力じゃあご先祖に及ばないってわけね。


 セニアは一気に距離を詰めて攻撃の対象を自分へと向けさせようとするも、相手もまた上手く距離を使って、オレへの攻撃を中断せずに彼女をいなす。


 オレが右に避ける。

 鞭によって塞がれる。

 オレが左に避ける。

 鞭によって塞がれる。


 石を投げて軌道を変えようとするがご先祖とその部位(鞭部分)はそれを軽々と避けた。

 戦輪でなくてよかったと思う反面、仮に全力で戦輪を投げたとしても正面からじゃあ見切られているのか。

 どうにもオレの投擲では当たらないことを示唆されたようで、手詰まり感が強くなる一方だった。


 攻撃を避けるために後ろへ、また後ろへ。

 じりじりと下がっていき、やがてオレの背が壁に触れる。


「少年!」


 これはやばい。

 鞭が再びオレへと向かう。


 ええい!ままよと戦輪に手をかけようとしたとき、

 オレの横の壁が砕かれて、鞭は火花を起こして何かに阻まれた。


「怪我はないですか、ヴィーくん」


 水色の髪の毛が崩れた壁から舞い上がった埃で少し汚れてしまっている。


「少し遅れてしまいました」

「ふぇ、フェリ……?」


 ああ、信仰ってのが始まるとしたらこういうところからなんだろうな。

 今のフェリはキラキラに輝く女神に見えた。救いの女神サマだ。


「こんなことならガドバルとニチリンも連れてくるべきでした」

「いや、なんでここに?」

「尾けました」

「……付け?」

「その、不安で……尾行をしました」


 うん、尾けるって意味はわかってるんだ。

 そうじゃなくって、


「ギルド的にはいいの?」

「降格は覚悟しています。

 けれどそれでこの場面に辿り着けたというなら安い買い物になります」


 まっすぐに相手を見つめる。


「聞きましたよ、薬はカグナットさんにお使いになったこと」

「あー、ごめん……他人に使うのはイマイチだった?」

「まさか。

 むしろ、だからこそ……こうして助けたくもなるのです。

 それとも正しいことをしたなら、報われてほしいと思うのは傲慢でしょうか」


 まっすぐに敵対者を見つめながら、彼女はそう言った。


「ありがとう、フェリ」


 オレはもう、その一言だけで報われた気分だった。


 ───────────────────────


「盾使い殿、私が攻めます。

 彼の守りはお願いできますか?」

「ええ、お任せください」

「少年、まだ武器はありますか?」

「ああ、あるよ。

 とっておきのが」

「では、隙があったら──」

「約束する」


 セニアは守るべきものがないとなると猛然と仕掛ける。

 いくらギネセスの肉体が優れていようと、制御している蔦の怪物のスペックが追いついていない。

 徐々に押されていくのがわかる。


 苦し紛れにオレへの攻撃を敢行するも、あっさりとフェリの盾に阻まれては、それが隙となってよりセニアに押し込まれる形になった。


「フェリ、次に攻撃が飛んできたら戦輪を使う。

 激しい攻撃かもしれないけど、耐えてくれる?」

「必ずお守りしますよ、ヴィーくん」


 ───────────────────────


「ご先祖さま!どうしたの?

 全然キレが悪いよ!

 ギネセスはもっと強かったし、もっと速かった!

 体を乗っ取ったところで、裏切り者の犬っころの実力なんてこんなものってことかなあ!」

「きいィ さあァ まあァ!! 私は 犬では ないィ!

 時代も 公爵閣下すら 利用しただけだあ!!」


 鞭が荒れ狂って襲いかかる。

 今までで一番の威力ではあるが、オレはフェリの背中に隠れるようにしてそれを凌いだ。


「他人の背中に隠れ ようも大口を立てることができるものだな 臆病ものめえ!」

「強い子孫が現れるまで反抗しなかったんだろ?

 臆病者同士仲良くやろうよ」


 挑発を挑発で返しつつ、オレは戦輪を引き抜く。

 フェリの後ろからまったく見当違いの方向へと思い切り戦輪を投げつけた。


 印地の技巧はただ石を強く投げつけるだけじゃない。

 その程度なら技巧にはなり得ない。


 投擲物をどんな風に投げれば、どう相手に到達するのか。

 それを実現するためにはどうすればよいのか。

 その全てが頭の中で描かれる。


 放たれた戦輪は想像のとおりに飛んでいった。


 スナップを利かせて放った戦輪は、回転を得て、絶妙な位置でカーブが掛かり、戦輪がより加速し……、

 その一方で渾身の攻撃をフェリに防がれた蔦の怪物はセニアに完全に張り付かれた状態となって攻撃を受けることになる。

 鞭の攻撃が終わると同時に距離を離そうとする。

 幽霊メイドの手ががっちりと彼の服を掴み、空いた片手が抜き手の構えを取った。


 計算通りの位置に来た蔦の怪物が、そこで漸く戦輪が特異な軌道を以て自分に襲いかかろうとしていることに気がついた。

 だが、鞭の引き戻しは間に合わない。

 大きく回避しようとしても、セニアによって動きが制限されている。

 無理に避けようとすれば抜き手の餌食。動かなければ戦輪の餌食。


 どうすればいいのかの判断に迷い、彼は時が止まったように停止する。

 思考能力が限界を超えたのだろう。

 借り物の肉体が優秀で、それに頼りすぎたものの末路。

 それは実に勉強になった。

 戦輪がその肉体を真っ二つに引き裂き、砕ける。


「そんな 馬鹿な 最終防壁(セニア)なら この身が倒されるのも 理解できる

 お前みたいな 子供に

 これが 王にしたことの 報いとでも 言う のか」


 べしゃりと音を立てて、ギネセスであった肉体が頽れる。


「いやあ、なんとか終わったね」

「愚かな行いをしましたね、彼も……いえ、私が、というべきでしょう」


 セニアが苦々しく言う。

 その顔は怨念に囚われた幽霊メイドのものではない。

 感情を制御できる理性的な人間のそれであった。


「私は──」

「危ない!」


 セニアの言葉を遮ってフェリが叫び、踏み込む。

 こちらへ歩いてきていたセニアを守るようにフェリの盾が何かを防ぐも、盾もろとも彼女を押し飛ばす。


「██████!!

 ████████!!!」


 血泡混じりの喉から出る叫び声。

 なにかの言語なのはわかるが、それが何を意味しているかまではわからない。

 狂気的な叫びであることだけは理解できたが。


 それは真っ二つになったはずの蔦の怪物であった。

 傷の断面からは大量の蔦が生え、肉体のそこかしこから新たに蔦が生えていっていた。

 人間と言うのもはばかられるような、怪物と呼ぶに相応しい姿だった。


「██だけは!█す!

 █し█ねたことが今 理解できた!!

 █す!██こそ!!██だ!!」


 人間の声とは思えない、陶器をすり合わせるような音。

 それが聞き取れる言語にまでチューニングされはじめている。

 却ってそれが不気味だった。


「……セニア、どうしよっか」

「あの一撃でこうなってしまったということは、単純な物理的な一撃では倒せない相手ということでしょう」

「忌道は?」

「借り物の道具で行ったものですから、私の力ではございません」


 バリバリの肉体派だった。

 二つ名が最終防壁の時点でそうだろうとは思ったけど。


「それじゃあ、逃げましょうか」

「……殿は私が、その責任がありますから」

「ヴィーくんは私が」


 一瞬、オレの視界が明滅する。


 ───────────────────────


「ヴィルグラム、聞こえるか」


 ギネセス?


「本当に不思議な男だよ、お前は」


 どこに?


「どこにもいない、私は既に死んだ。

 だが、それはいい。

 呪われた血統が精算できることに清々しさすら覚えている。

 しかし、その元凶が存在することは腹立たしい。

 その元凶が私の体に寄生し、怪物と成り果てることはより腹立たしい」


 体でも貸そうか。


「それも面白い案ではあるが、それをすれば父祖と同じだ。

 同じ穴のムジナにはなりたくはない。

 だから違う手段で鼻を明かしたい」


 違う手段?


「ああ、そうだ。

 今、私が喋れているのもおそらく我が愛剣がこの魂と繋がりを持ったままだからだろう。

 それもやがては消える。

 だが、消える前であれば残った魂を燃焼させることもできる」


 剣を振るうのは得意じゃないよ。


「お前の得意なやり方でやってくれ。

 刃が届けば、鼻を明かしてみせる。

 投げてくれるか」


 オレの言葉を受け入れてくれるなら。


「どうせ死人の身だ。

 どんなことでも、できることならに限定はされるが」


 ギネセスが生きて一緒に戻れなくてごめん。


「……謝罪を受け入れてくれ、そういうことか?」


 うん。

 ……だめかな。


「ふ、ははは……。

 脅して付き合わせるような男に、そんなことを言うとは。

 まったく、これが他人を信じなかった報いなのだろうな」


「命を失ったことは無念でないといえば嘘だが、真実を知れたことは喜ばしくもある。我が血と家が不名誉を重ね続けることはこれでもうなくなるのなら。

 ──謝罪を受け入れる。だからこそ、お前は私のようになってくれるなよ。

 人を信じて、そして共に在ってくれ」


 わかった。


「では、やろう」


 ああ、……鼻を明かしてやろうよ、ギネセス。


 ───────────────────────


「フェリ、セニア、一度だけでいい。

 チャンスが欲しいんだ」


 オレはちらりと転がっている剣を見やる。

 二人はすぐに察したようで、頷いてくれた。


 脱出するにしても何かしらの隙を作るのは必要だというのもあるのだろう。


 やるべきことを理解したセニアはすぐさま踏み込み、蔦の怪物の攻撃を誘発する。

 かつては敏腕なメイドであった頃には主の求めをすぐさま理解した、生前の直感にも似た動き。そんな風に見えた。


 オレを隠すように盾を構えるフェリが剣へと走る。

 彼女はオレを助けようと動いてくれた。

 それはこの行動も含まれているかのように、してほしいことをしっかりと押さえている。


 彼女の背に隠れながら、ギネセスの剣を掴む。

 濃密なインクはまだ大量に剣に含まれていた。……或いは、ギネセスの魂こそがこの濃密なインクの正体なのだろうか。


 蔦の怪物はオレが剣を掴んだことに気が付いていない。

 セニアの攻撃を防ぎ、しかし大量に伸びる蔦がいずれも鞭のようにしなり、動き、セニアを追い詰める。


「フェリ!セニア!しゃがんで!!」


 オレの声に即座に反応する。

 同時にギネセスの剣がこの手から放たれた。

 蔦の怪物がそれに気がつくも、全てが遅い。


「オッホエ!」


 剣をぶん投げる。

 それはまるで獲物を見つけた肉食獣のように一気に加速し、怪物と化したそれに突き刺さった。

 そして剣がその体に突き立つと同時に、ギネセスの無念が、いや、彼に辿り着くまでに死んだ全ての一族の怨念が爆発するように蔦の怪物の肉体の内側から黒い無形剣が幾つも突き破って現れる。


「ご、が、ああ、ぎ、ぎああああああ!!!」


 不細工な叫び声を上げ、蔦の怪物がもがき、のたうち、やがて蔦がざらざらと灰の光となって消えていった。

 肉体の全てが消えるとギネセスの剣が地面に転がり、役目を終えたと言わんばかりのそれもまた同じように消えていった。


 もうギネセスの声は聞こえない。

 最後に一言くらいは別れの挨拶をいいたかったから、少しだけ寂しかった。


 ───────────────────────


「戦いは終わった……のですね」


 断末魔は止み、辺りが灰の光へと変わる中でセニアが呟いた。


「恨みは晴れた?」

「正直なことを言えば、わかりません。

 ……ただ、間違った選択肢を取ってしまったとは思っています。

 主の仇とは言え、彼ら子孫にまで影響させるなど……」


 こうして話すセニアは随分と理性的な様子だ。

 何代にも渡る復讐をするような負の方面のガッツがあるとは思えない。


「忌道のせいってことはないの?」

「……?」

「なんていうか、忌道の渦中にいた蔦の怪物と違って、今のセニアは怖い顔していないから」

「忌道のせいにできたなら、心も軽くなるのですが……。それでも罪は罪だと思うべきでしょう」


 ゆっくりと部屋も、灰の光となって消えようとしている。


「時間のようですね」

「セニアともお別れ?」

「私もアンデッド、忌道によって永らえていた歪な存在に過ぎません。

 忌道の起点となっていた蔦の怪物は滅び、私と地上を結ぶものはもうありませんので」

「そっか……」


 セニアはオレからフェリへと向き直る。


「フェリさんと呼ばれていましたね」

「はい」

「彼は私のかつての主に面影があります、どうか……彼を守ってくださいますよう、お願いできますか?」

「ええ、必ず」

「よかった……」


 灰の光が邸の全てを包む。

 やがて、全ての灰の光は消え失せて……。


「あれ?」

「……あら……?」


 セニアは何故か取り残された。


 ───────────────────────


「……恥ずかしいことを言ってしまった気がします」

「え、ええっと……一緒に守れるということであれば、どうでしょうか?」

「前向きなご意見ですが」


 複雑な表情をするセニア。


「オレは嬉しいよ、セニア。

 それだけじゃあモヤモヤは晴れない?」

「……いえ、我が身の罪過、その報いはきっといつか晴らされることになるでしょう。

 けれど、それが今ではなかったことと、

 そしてフェリ様の言う通り、自分の手で貴方を守れるということに感謝を」


 オレは少年王ではないし、ましてや中身に関しても少年ですらない。

 どこか騙しているような気もするが、今はそこには触れないでおく。


 犠牲は出た。

 それでも勝利はした。

 なにより生き残ることができた。


 今はそれを喜ぼう。


 ───────────────────────


 ナスダとトマスが野営していた場所まで戻ると、そこには何も残っていなかった。

 野営をしていた痕跡こそあれど、だ。

 フェリは少し訝しんでから、空を見上げる。

 時刻は未明と早朝の狭間。


「……空の様子を見ると、私が邸へと入って一週間ほど経過しているようです」

「わかるの?」

「ええ、私が来るときの空の状態からすると──」


 彼女は星や月に関する知識を授けてくれる。

 難しいところは理解が及ばなかったものの、一週間程度経過していることに関しての予測に確度がありそうだということは納得できた。


「だとしたら早いところ戻らないと。

 これ以上時間が経ったらイセリナが口を利いてくれなくなっちゃうよ」


 実際はそれでは済まないかもしれないが、そのくらいの可愛げで許してはくれないかという期待を込めて言う。


「では、急ぎ戻りましょう」


 セニアの言葉にオレとフェリも頷く。


 ───────────────────────


 戻って再び怠惰な睡眠生活。

 風呂も入りたい。


 ……いや、その前にしっかりとイセリナに説明をしよう。

 それから謝ろう。

 それと、座学だ。

 セニアにも言われたが、オレには学が無さすぎる。

 学ぼう。

 きっと無駄にならないはずだから。


 ああ、そうだ。

 セニアのこともある。

 何の実績もないオレでは駄目だろうけど、フェリならうまく彼女を冒険者として推薦できないだろうか。

 駄目だったら……どうしよう。

 いや、オレがあれこれ考えるよりもセニアが上手くやってくれるだろう。

 何せメイドさんだ。メイドさんはなんでもできると伝え聞いたことがある。


 ともかく、戻ってからやるべきことは山程あった。

 ルルシエット。

 オレにとっての新しい故郷。新しい家。


 しかし、そこにはあってはならないものがあった。


 街のそこかしこから立ち上る煙と、

 そして、街を取り囲んだルルシエットのものではない軍隊の姿が。


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― 新着の感想 ―
書籍版から来ました。 久し振りにBOOK・OFF行ったら惹かれる表紙だったので買って読んだら面白かったので新品でも買いました。 かなり面白いです。 今話の感想……ぇ、オッホエさんってマジで少年王の魂…
[一言] 絆のオッホエ
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