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チート転生者は平凡を目指す  作者: 瓜生ヶ崎
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1章8話 朝食後の運動

久しぶりに戦闘です。

朝になり、身支度を済ませた修斗達はリビングの大きなソファで談笑していた。

「トントン、修斗様方、朝食に用意が出来ました。

「はーい!今いきまーす」

修斗達は部屋から出た。

「あら、今日は普通の服装なんですね」

「まあ、朝食後に鍛錬があるみたいなので、普通の服装で」

修斗は動きやすいレギンスに黒い綿のTシャツ、マオとユーはお出かけ用の服装だった。

「失礼ながら修斗様?そちらのお召し物は?」

「部屋着です。ムークの街の新しい商人から買いました」

「なるほど。とても着心地良さそうですね」

「ええ。お気に入りなんです」

そんな会話をしていると食堂についた。

朝食は軽めのパンや目玉焼き、サラダに肉などの物だった。

「もぐもぐ。おはよう。朝食後一時間ほどしたらメイドに呼びに行かせるから、それまで準備しておいてくれ。それじゃ!」

マリネさんは先に朝食を食べていたようで、牛乳を飲み終わると急いでどこかへ行ってしまった。

それを見た2人はいつもより多めの牛乳を飲んだ気がしたと修斗は朝食を食べながら思った。


その後、ユーとマオは街を見て回りたいと言い、バルトは着替えたメイドを付き添わせて見送った。


庭にて、

「さて、修斗くん。よく来てくれた」

「いやまああんな堂々と言われましたし」

「久々の手合わせで私も昂ぶっている」

マリネは少し頰を染めてそう言った

よく見るとマリネはライトプレートに木の剣と盾を持ってそわそわしていた。

「マリネさん…その装備は?…」

「ああ。この装備は一応戦闘用だ。迎えに言ったあの鎧は大して実戦向けじゃないしな。こっちの方が力が出る」

「もしかして本気モードっすか?」

「まあな。実力はマリネから聞いている。S級冒険者なんだろう?」

「一応」

「なら私は本気で行っても構わないだろう」

「それではお二人とも、武器を構えてください」

「ああ、そばの木に武器が立てられているから、好きなやつを取ると良い」

木のそばには木の双剣や長剣、盾や斧が置いてあった。

「じゃあこれにしよ」

修斗は木の双剣を持ち、腰に片手剣をさした。

「準備は出来たか修斗?」

「今日は呼び捨てなんだな」

「もうライバルだしな」

「なんでライバル視されているんですか俺は…」

「それでは両者構えて!」

バルトの気合が入る声を聞くと、マリネは盾と片手剣を構えて、修斗は双剣を構えた。

「双剣使いか…」

「用意!開始!」

バルトの開始の合図が聞こえると同時にマリネが一気に距離を詰めてきた。

「はぁ!」

ビュン!と言う音が聞こえるほど早い剣戟を繰り出したが、修斗は半身になって躱した。

「はあぁ!」

今度は物凄い勢いでシールドバッシュをして来たが、修斗はそれ合わせて横に飛んだ。だがそれを許すマリネではなかった。

横に飛んだ瞬間にマリネは修斗に向かって剣を突き出したが、修斗はそれをあえて体を曲げてギリギリ当たらない位置をキープしたまま距離をとった。

「隙あり!」

マリネは着地した瞬間の修斗に早く細かい突きを何度も入れたが、修斗は後ろに進みながら体をひねるようにして躱した。マリネは突きの最後の袈裟斬りをしたがそれも後ろに修斗は進む事で躱されてしまった。

「修斗?やる気、ある?」

攻撃の手をやめたかと思うと?マリネは少し怒ったような顔でそう言った。

「ある。さっきから躱すので精一杯だ。これ以上は辛いかもしれない」

「そう、じゃ、もういいわ」

マリネは木の剣を捨てると、いつの間にかバルトが持ってきた鉄のレイピアを取り出した

「え、マリネさん、それ真剣?」

そう言うとマリネは近くの木の幹に向かってレイピアを突いた。すると、一突きしたように見えた木の向きには無数の穴が空いていた。

「さて、これならあなたもやる気になるでしょう【ボディアップ】【パワーアップ】【スピードアップ】【コンセントレイト】」

「あの、マリネさん…その強化魔法の数々は…」

「…覚悟しなさい…」

「うわぁああああああ」

その後、マオとユー達が帰ってくるまでずっと修斗は攻撃を躱したと言う。


「修斗、あなた凄いわ。私の攻撃を全て躱すなんて。また明日も手合わせお願いね」

マリネは満足げな顔でそういった。

「はぁ…はぁ…はい…」

修斗は息切れしたような声でそう言った。

「マリネ様。お風呂の用意は出来ております」

「そう、ありがとうバルト。すぐに入るわ」

「それとそのあと騎士団の方の訓練がありますので」

「ああ、祭りも近いし、きちんとしときなさいって事ね。そうだわ!修斗!あなたも訓練に参加してちょうだい!」

「え、俺は観光とかが…」

「訓練は街中を使うから問題ないわ。訓練しつつ観光もできて、そのうち私に一撃入れられるかもよ?」

「そう言うことでしたら…」

「じゃ、午後に会いましょ、訓練場まで連れて行くわ、それまでにメイドから新兵服を貰って着替えておいてちょうだい」

「はい」


修斗達は部屋に戻って風呂に入ったり着替えたりマオとユーのお土産話を聞いたりして時間を潰した。


「ご主人様が騎士に…」

「きっと旦那様は白馬に乗っているんですね」

少女2人はそんな空想をしていた。


「失礼します。修斗様、お召し物は合いましたでしょうか?」

「ああ、大丈夫です」

「それでは外でマリネ様がお待ちしておりますので、ご案内します」

「はい」



外で待っていたマリネと一緒に、訓練場まで歩いていった。



マリネさんはまだ1/20の力しか出しておりません(汗)

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