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チート転生者は平凡を目指す  作者: 瓜生ヶ崎
32/70

3章17話 ダンジョン

ダンジョン編です。

「久しぶりのご主人様の実家です」

「【広域化:探知】」

修斗は森に入るとまず探知をかけてギルマスの言っていたダンジョンを調べた。

「なっ!?くっそ!そんな所に!」

「え!?ご主人様!?」

修斗が物凄い勢いで走り出し、ユーは魔法を全力で使ってギリギリでついでいった。

「やっぱり…」

ダンジョンは修斗がまだ【建築魔法】を覚える前にこの手一つで作り出した家を破壊してそびえ立っていた。

「はぁ、はぁ、魔法で飛んでる私より速いんですか。ご主人様は」

ユーが肩で息をしながらあとから飛んで来た。

「俺の家が…苦労して作った家が……」

「あ、ほんとだ。ダンジョンがご主人様の家を突き破って出て来ていますね」

修斗は地面にorzと言うポーズでうなだれていたが、ゆっくりと起き上がった。

「ひっ!?ごごごごご主人様!?」

ユーが見てはいけないものを見てしまったような顔でそう言った。

「ご主人様?大丈夫ですか?」

そう言ってユーは修斗に近寄っていこうとしたが、あまりの恐ろしい雰囲気に歩けなかった。

「待ってろ。今すぐこのダンジョンを制覇して来る」

「【換装:破壊王】」

そう言うと修斗は全身赤黒い、まるで悪魔のような全身鎧に一瞬で着替えた。

「【召喚:右手:突切刀】【召喚:左手:流星砲】」

修斗の右腕には透明な太刀が握られていた。

そして修斗の左腕にはガトリング銃のような大きな銃が握られていた。


そしてダンジョンの入り口に立つと修斗はこう言った。

「俺に努力を無駄にしやがって。魔法を使わずに家を建てるのがどれだけ大変だと思ってんだ?…魔王だがなんだが知らないが…俺の努力を無駄にする奴は…俺の敵だ!」

そう言って修斗は右手の太刀に魔力を通した。するといつの間にか右手には5本の太刀が握られていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

修斗とユーがこのダンジョンに来る前に、国の軍隊が踏破しようとしたが、全て全滅している。それはあまりにこのダンジョンが難しすぎるからだ。S級冒険者も10階層以降が攻略できないと悩んでいた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


第一階層から第五階層までの魔物はm修斗の【制圧魔法:名誉ある死か、不名誉な生】で全員名誉ある死を選んで死んでいる。

第六階層から第九階層まではそれでは発散にはならないと思い、ゆっくり歩きながら左手の流星砲で周囲の地形を変えながら進んで行った。



「ほう。10階層では多少はマシな奴がいるじゃねぇか」



10階層では災害指定の『ヘドロブラッドドラゴン』『ソウルリーパー・キング』『ノーヘッド・ドラゴンライダー』など、ダンジョン外に現れたら即座に各国の全勢力を持って対応を義務付けられる【災厄級】の魔物がうじゃうじゃいた。

そんな魔物がひしめく10階層


修斗はヘドロブラッドドラゴンに【聖呪:浄化】で消滅させ、ソウルリーパー・キングを武装転換して右手に装備した【拳銃:聖銀龍弾】で消滅させ、ノーヘッド・ドラゴンライダーは左手の流星砲で周囲の壁ごと殺した。

「まだだ!俺の怨みはこんなもんじゃねぇえ!」

罠も敵も全て破壊して、修斗は事前にドロップ品が自動でアイテムボックスに入るように設定し、引き続き虐殺を続けた。




















数時間後

返り血で染まった鎧とオーバーヒートで動かなくなった流星砲、首にはダンジョンの階層守護者の頭をぶら下げダンジョンから出て来た。

「ユー。宿に帰ろう」

「ごご、ご主人様?」

「いや、なんか…すっきりして考えたら虚しくなってきた…」

「あっはい。帰りましょう」

そうして二人は魔王のダンジョン『災厄のダンジョン」を踏破した事をギルドマスターに伝えた。

かわいそうに…ダンジョンが…

出現地が悪かったんだ…きっと…

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