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チート転生者は平凡を目指す  作者: 瓜生ヶ崎
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3章10話 レベリング

レベリング回です

「はい。じゃあレベリングします」

「えっと、どうしてご主人様の森に?」

「ここで一週間分の生活に必要になる物だけは渡しておく。それと、【転移魔法などにより森から逃げ出す事を禁ず】」

「え?ご主人様?」

「ここで一ヶ月ほど生き延びろ」

「え?本気で言ってるんですか?」

「ああ、本気だ。ここで一ヶ月程生き延びる事が出来ればそれ相応の実力がつくだろう」

「え?あのご主人様?ご主人様ぁあああ!?」

「最後に言っておく」

修斗は戦闘時の苛烈な顔で言った

「俺は足手まといはいらねぇ。ここで死ぬようならお前は捨てる」

「…っ!?わかりました。ご主人様がその気なら…」

ユーは覚悟を決めた目でこう言った

「生き延びてみせます!何をしてでも!」

「それでこそ俺の奴隷だ。一ヶ月後、迎えに来る。それと見張りを置いておく。せいぜい生き残れよ」

悪魔のような笑いをユーに見せて、修斗は〈森〉から宿屋《そよ風》に戻ってきた。

「…ふぅ。まさかユーにあの顔を見せるとは…まあユーが覚悟を決めるためなら仕方ないか」


「アークさん?アークさんいます?」

「はーい?どうしたんだい修斗君?」


決闘の後から、セリアさん一家とはより一層仲良くなった。今ではまるで家族のようだ。


「ちょっと作って欲しい武器があるんですけど…」

「うん。いいよ。どんな武器だい?」

「この素材で…ごにょごにょごにょ…」

「うん良いね!面白い!任せてくれ!」


次に修斗はセラさんの所に行った


「セラさーん!セラさんいます?」

「おう修斗!私の事はお母さんでも良いんだぜ?」

「あーはいはい。今日の新レシピの話なんですが…」

「よし来い!前の『カレー』とか言う奴も面白かったし美味しかった。もっと教えてくれ」

「ああ、今日はこの…ごにょごにょごにょ」

「ほう!面白い!任せろ!」


食堂から出て、修斗はとある場所に向かった。

「【オープン:ヘルゲート】」

そうして修斗はゲートからとある場所に着いた。





見渡し限りの赤と黒

クリムゾン色の空に浮かぶ太陽は深淵の黒色

足をつける大地には血と臓器と骨で出来ており

紅色の海には屍と化した鯨が陸地の生物とも分からぬ物を飲み込みまた海へと潜っていく。


ここは獄界

森で修行していた頃に、ゲートを開いたら偶然辿り着いてしまった世界。そして後悔した。今の自分でも生きて帰るか分からないほど。それほどに危険な場所。



あらゆる生物も終着点。不死者と言われるノスフェラトゥ種ですら無残に死ぬ。地獄。色々な言われた方がある。

ただ言えるのは、ここの事を知っているのは恐らく修斗達しかいないだろう。ここから生きて出る事は不可能。一度ここに来た生物はすべからく皆死体になるか獄界に住む住人に喰われると言われている。


「ここに来るのも久しぶりだな。未だに吐き気がする」

修斗は苛烈な方の人格に切り替えた。

「奴隷にはレベリングさせといて、俺だけ何もしねぇのは気にいらん!」

修斗はアイテムボックスから白い大太刀と赤いショットガンを取り出した。

「くっはははは!この人格が出てきたのもここの環境のせいだったか?まあいい、もう忘れた事だ!」

修斗の視界の向こうから、赤黒いオーラを出したサムライのような人型の魔物が歩いてきた。

修斗は両目を赤黒くした。

「【身体変性】【禁呪:紅花】【魔導:粒子加速】」

修斗はゆっくりと歩いてくる魔物を見据えて、自身のあらゆるスキル、魔法を使う事にした。

「あ、あは、あはははははは!」

「来いよサムライ、俺の大太刀とお前の二刀、どっちが強いか勝負だ…」

「…いざ、尋常に…」






















一ヶ月後、修斗は擦り切れた身体で宿屋《そよ風》の自分の部屋に戻ってきた。




二人ともレベリングに出ました。

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