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愚者達の戦記  作者: 六三
皇国編
392/443

第296:女王帰国

 元来、国境とは川なり山なり時には谷によって生活圏が隔てられ形成されるものだ。自然、国境線はなだらかな曲線であるべきだが、今日では度重なる戦争によって領土は切り分けられ国境は人工的な直線となる。


 ケルディラとリンブルクを隔てる国境を超える一行があった。一台の馬車を10騎ほどの完全武装騎士が守っている。その一行が超えようとしている国境も川や山、谷で隔てられた自然の境界ではなく、なだらかな草原だった。


 平時ならば、この草原にも無断で国境を超えないように監視所が点在し兵が詰めているのだが、現在では大規模な監視所以外は破棄されている。戦争が始まれば少数で守る監視所などは瞬く間に攻め落とされ兵を置くだけ命の無駄。少数の密入国者などより、敵軍の発見が優先されるのだ。一行は、その隙を縫ってここまで来た。


 しかし、一たび見つかれば、ただの旅人などという生半可な言い訳は通用しない。いくら多勢に無勢でも戦うしかなく、その為の完全武装だ。


「皇国軍やゴルシュタット軍を避けて迂回した割には予定より早く到着したな」

「もっと遠回りする予定だったのが、幸運にも敵に遭遇せずにすみましたので」


 リンブルク王ことルキノとリンブルク騎士。そしてカーサス伯爵の甥であるルーペルトらの一行だ。問うたルキノに対するルーペルトの言葉遣いは丁寧であったが、気の知れた者への砕けたものも感じさせた。国王と無爵位の貴族とでは身分に大きな隔たりはあるが、生死を共にした戦友でもある。仲間意識というものも芽生え始めている。


「順調ってやつだが、その順調って時にこそ思わぬ落とし穴があるってもんだ。気を付けて行こうぜ」


 リンブルク騎士のハイトマンが口を挟んだ。逆張りのハイトマンという異名を持つ男で、常に他者と逆の行動をして生き延びてきた男だ。本人は、問題がないと思った時にはあえて口を出さないので、反対した時の印象が強いだけだと主張している。


「それは勿論です。その為、私の部下が先行しているのですから」


 ルーペルトは冷然と答えた。ルーペルトとハイトマンも戦友のはずなのだが、どこか馬が合わないのか事あるごとに衝突している。尤も、深刻な決裂に発展させるほど2人とも子供ではない。


 実は、この一行は彼ら以外に20名を超える人員がいる。その者達が四方に散り、敵に遭遇しないように偵察に出ている。もし敵の軍勢が居ても、視認される前に逃げられるはずだ。


「しかし、今回だけじゃねえ。前に王妃様を救出した時もそうだ。こうも順調じゃ、何か敵に思惑でもあるんじゃねえかって気がしてくるぜ」


 ルーペルトが、それに何か反論しているが、ルキノはハイトマンの言葉が引っ掛かり耳には入ってこなかった。


 順調。たしかにそうだ。妻の救出劇も、妻を命がけで守ろうとする少女達を殺して妻を救出する。という苦い悲劇はあったものの作戦としては順調だった。


 妻の父。義父であるベルトラム殿は、敬愛するサルヴァ陛下に匹敵する人物。そのベルトラム殿とその部下は、サルヴァ陛下の情報収集部門を担うカーサス伯爵を何度も手玉に取ってきた。しかし、最近ではそれが幻であったかのように、こちらの思惑通りに物事が進む。なぜか。


 勿論、人は皆、得て不得手がある。ベルトラム殿も軍略に優れているが、高度な次元でサルヴァ陛下には一歩及ぶまい。しかし、状況判断、その的確さではベルトラム殿が陛下より一日の長がある。そうとすら思える。やはり、サルヴァ陛下が仰っていた事は的を射ているのだろうか……。


「貴方。もうリンブルクには入ったのでしょうか?」


 妻の声で我に返った。見ると、馬車の窓から妻が小さく顔を出している。外套の下には逃げやすいように男装をしている。万一敵に発見されれば、ルーペルトやハイトマン達が食い止めている間にルキノの馬の後ろに乗り逃げる計画だ。いっその事、妻に乗馬の技術を教えた方が早いのではないかという意見もあったが、付け焼刃の乗馬技術に頼るより、ルキノとの2人乗りの方がマシだという結論となった。


 それに、今のクリスティーネは精神的ショックから、ルキノ以外の男と触れるどころか視界に入るのすら恐れる。ルキノに抱き着いていれば平常心を保てるが、単騎で駆けている時に敵に追いすがられてはそれだけで恐慌し落馬するだろう。


「ああ。国境は超えた。王宮まで、もう少しだ」

「そうですか。良かった。王宮に着けば、あの娘達にも会えるでしょうか」


 クリスティーネが期待に笑みを浮かべた。彼女のいうあの娘とは、ベルトラムにより軟禁(ベルトラムにしてみれば静養)されていた屋敷で彼女の世話をしていた侍女達の事だ。


「どうだろう。もう田舎に帰って、王宮にはいないのかも知れないよ」

「そう……ですか」


 妻の声が沈んだ。侍女達は全員死んだ。自分達が殺した。妻を救出した時に、また会えると自分は言った。妻に嘘を言った。だが、更に嘘を付くのは心苦しかった。


 一行はさらに進んだ。予想通り、国境を越えれば警戒は手薄となった。敵勢なら国境で発見されているはず。という考えで警備が緩いのだが、それ以上にリンブルク兵が国外に遠征し、留守を預かるはずのゴルシュタット兵も大半は出払っている。という人材不足が原因だ。


 王都郊外まで近づいた彼らは、まず、とある屋敷の入った。没落した元名門貴族が所有していた物で、人を介して買い取った。その時、ルーペルトは、交渉にあたった部下に交渉が決裂しない程度に値切れと命じた。高い買い物なのだ。値切って当然。向こうの言い値で買ったり、まして言い値以上の金で買い、だから他言無用などと約束させるなど疑ってくれと言っているようなものだ。相手が犯罪者なら、金を受け取った後に政府に訴えれば相手は捕まり、金は返す必要が無い。屋敷の持ち主にすれば、訴え得である。


 屋敷に着いて一息ついた後、改めて主だった者達を集めた。クリスティーネはルーペルトの女性の部下を付けて2階の寝室で休ませ、他の者達は荷を降ろす作業や周囲の警戒を行っている。


 晩餐用の長いテーブルにルキノ、ハイトマンと幾人かのリンブルク騎士、ルーペルトとそれを補佐する部下が席に着いた。まずルーペルトが現状の説明を始めた。その横では部下が求められればすぐに出せるように資料を手に身構えている。


「ベルトラム殿は、現在、主にリンブルクに滞在し政務を執っておりますが、ゴルシュタット本国にも時折戻られます。我らはベルトラム殿がゴルシュタットに向かうのと合わせてリンブルクに入りました」


 ここで部下が一枚の資料をルーペルトの前に滑らせ、それに視線を落とした。ルーペルトも暗記しきっている内容だが、記憶違いという事もある。いかに自信があろうとも容易に回避できるリスクを負うのは馬鹿げている。


 その資料によるとベルトラムがゴルシュタット王都に到着するのは6日後の予定だ。リンブルク王都からゴルシュタット王都まで早馬を乗り継いでも4日。こちらが行動を起こすのは4日後の計画だ。つまり、早馬でゴルシュタット王都に異変が伝わるのは、ベルトラムが王都に着いた翌々日以降。


 ベルトラムの動きは、こちらが行動を起こしてから出来るだけ遅い方が良い。ベルトラムが王都に到着してすぐに異変を知らせる早馬が届けば、そのままの馬車、装備、人員で引き返してくるだろう。2日も置けば、馬車や物資を輸送する車両や馬車、荷駄はしまい込まれ警護の兵士達は解散しているはずだ。再出発するまでに2、3日の時は稼げる。


「クリスティーネ様は、現在、誰とも知れぬ賊に連れ去られた。とリンブルクでは公表されております。それをハイトマン殿らがお救いして来たと称し、クリスティーネ様を王宮にお連れします」


 ルキノの正体が露見した当時、リンブルク王国軍からルキノと共に離脱したハイトマン達だが、ハイトマンらの不在を問われた時には、逃げたルキノを捕まえる為に追っていったと公表するように、残ったラングハインらと打ち合わせていた。その後、リンブルク兵が降伏した時に打ち合わせ通りに公表されているのは確認済みだ。


 今回の筋書きでは、ルキノを追ったハイトマン達はむなしくルキノを取り逃がし、今更、軍に合流するのもためらわれリンブルクに向かった。しかし、軍からも離脱しルキノも取り逃がしては面目がないと考えていたところに、クリスティーネ女王陛下が連れ去られたのを知った。名誉挽回の為に女王陛下を取り戻さんと、その行方を捜しお助けするのに今までかかってしまった。というものだ。


 かなり強引な筋書きではあるが、他に状況を知る者が居ない以上、信じるしかない。ちなみに女性が連れ去られれば身を汚されているはずと憶測されるものだが、そこは夫以外の男に触れられれば自殺するほど高潔な女性として有名なクリスティーネだ。賊もそれを知っており、人質に死なれる訳にはいかないと指一本触れられてはいない。と説明する予定である。


「ルキノ、いや、ラルフ陛下は、グラーツ殿に変装して頂きます。彼は、私達と共に王宮の外で待機。諜報活動を手伝って貰います」


 ランリエル士官であると露見したルキノが王宮に戻るは不都合。しかし、ルキノが傍に居なければクリスティーネの精神が持たない為、共に王宮に乗り込む事となった。グラーツは天涯孤独であり、知人であるリンブルク将兵達は国内におらず、王宮の役人が1騎士の顔を覚えているはずもない。


 問題は、ルキノの顔は王宮の役人一人残らずが覚えている事だが、この作戦が計画されてからルキノは髭をそらず、髪も伸び放題にしていた。髭で顔の半分が隠れれば輪郭も変わり、髪の長さが変われば雰囲気も変わる。更に印象を変えるように、最近ではずっと、目を見開かず薄目ぎみにするように意識している。クリスティーネすら毎日顔を合わせているからルキノと分かるものの、以前の姿から今の姿にいきなり変わっていれば夫と認識するのは難しいだろう。


「王宮に入ったクリスティーネ様には、ランリエルとの同盟を宣言して頂きます。大半の貴族達は反対するでしょうが、ゴルシュタットの支配を苦々しく思っている貴族がいるのも事実。国内は意見が分かれましょう」

「そこにランリエル側のコスティラとベルヴァースが攻勢をかけるってわけだな?」


「はい。更にウィルケス王が率いるテッサーラの軍勢も同時にリンブルクに進出する予定です。リンブルク貴族は大いにランリエル側に傾きましょう。ゴルシュタット軍への物資の輸送はリンブルクを経由します。そのリンブルクがランリエルに寝返ればゴルシュタット王国軍は進退窮まります」

「問題はベルトラムか……」


 兵力が枯渇しているゴルシュタット本国だが、ベルトラム直属の兵士が2千ほどはあると予測されている。ウィルケス率いるテッサーラ王国軍は5千ほどであり、兵力では圧倒しているが、ベルトラムはこの大陸での一級の人物。サルヴァ王子の副官だから王になれただけ、と目されているウィルケスとでは格が違う。ランリエル側に傾きかけたリンブルク貴族達を再度ゴルシュタットへと引き付けかねないのだ。


「しかし、ベルトラムが軍勢を率いてくるとしても、かなりの日数を要しましょう。その間にランリエル本隊からも増援が来る予定です。そうなれば、兵力差は更に広がる。そこへベルトラムが2千で乗り込んでくれば、討ち取る好機」


 ランリエル側で想定しているベルトラムの動きは、まずベルトラムがゴルシュタットに到着した2日後にクリスティーネがリンブルクに戻ったのを知る。再度、準備をしてゴルシュタットを出発しリンブルク近くまで来た段階で、ウィルケスのテッサーラ王国軍5千の存在を知り、手勢を呼び寄せるためにゴルシュタットに早馬をやって兵が到着するのを待つ。その後、リンブルクに到着。一ヶ月は優にかかる計算だ。


 それに、万一作戦が失敗してもベルトラムがクリスティーネを害するはずはない。リンブルク貴族達も、クリスティーネに手を出すのに何の益もない。確かに、サルヴァ王子が言ったようにクリスティーネの身は安全だ。


 数日後、彼らはクリスティーネ女王陛下をお救いしたとリンブルク王宮に乗り込んだ。役人達は仰天したもののすぐに冷静となり、身分確認の為に調査を主張した。本人に間違いないのでルキノ達もそれには心配はしていないが消費される時間は惜しい。


「調査されるのは当然の事であるが、クリスティーネ女王陛下は夫であるラルフ・レンツ殿以外の男には指一本でも触れられれば、自らの命を絶つ高潔なお方。ゆめゆめお忘れなきようにお願いいたす」


 役人達の顔が引きつった。


 誰も、触れただけで死ぬ女などと関わりたくはない。しかも、その女は女王陛下であり、あのベルトラムの娘だ。庶民の娘が触れられたからと自ら命を絶っても、知るか馬鹿で押し通すが、クリスティーネが死ねば間違いなく自分は処刑される。そもそも、彼らとて自分の国の女王の顔は見覚えがある。調査するというのも万が一の為だ。


 結局、調査は形式だけのもので終わった。クリスティーネの侍女だった者達を呼び寄せ、女王陛下に間違いないかと問うて、それで完了したのだ。


 そのころになると、女王陛下御帰還の連絡を受けた貴族達も大挙して王宮に集まっていた。その者達の、取り合えずご休息をという言葉を振り切り、クリスティーネは自分を救出してくれた(という事になっている)リンブルク騎士達を従え王座に向かった。


 触れれば自ら命を絶つクリスティーネだ。貴族達も彼女が進むのを止める術がなく、王座に座るのを見守るしかなかったのである。


「貴方達にもご心配をおかけしました。ですが、私は、この者達に助けられ戻って来る事が出来ました。私を連れ去った賊も私を殺さずに居たのは、貴方達が、私が居なくなっても変わりの王を立てずにいてくれたので、賊も私に価値があると考えたようです。貴方達にも、お礼を申し上げます」

「い、いえ。それは当然の事。我らはクリスティーネ陛下以外の余人を主君に頂くなど毛頭、考え及びませぬ」


 実際は、ベルトラムが怖くてクリスティーネを廃位させなかったのだが、それを言う必要はない。折角、礼を言われているのだから、素直に受けておくべきだ。


 その後も、自分がいない間、国は大丈夫だったのかなど場にふさわしい会話が続いたが、それがひと段落着くとクリスティーネは爆弾を落とした。


「リンブルクは、これからはランリエルと同盟を結びたいと思います」

「ランリエル……で御座いますか?」


 ほとんど脈略もないいきなりの同盟話に貴族達は唖然とした。一体、どこをどうしたら、ランリエルと同盟などとい話になるのか。


 唖然とする貴族達を尻目にシュバルツベルク公爵が思案するように微かに俯いた。リンブルク随一の大貴族だが、ベルトラムとの主導権争いで格の違いを思い知らされ今では彼と手を結んでいる。


 やはり、女王を連れ去ったのはランリエルという事か。ランリエルには彼女の夫が居る。連れ去られる前の女王の様子ではランリエルの士官と知ってからも夫を愛している。それで、懐柔されたというところだろう。


 ベルトラムに格の違いを見せつけられ従ってはいるが、絶対服従の部下になった覚えはない。ベルトラムに表立って逆らわない程度には、自己の発言力を強化したいとは考えている。


 まあ、クリスティーネはベルトラムの娘。その言葉に従っただけと言い訳は可能か。王座の周辺では、我に返った貴族達が口々に反対を叫んでいたが、その中でシュバルツベルク公爵は女王支持を訴えた。


「我らは女王陛下に忠誠を尽くすのみ。女王陛下がそう仰っているのに異を唱えるなど不敬であろう」

「シュ、シュバルツベルク公爵。何をおっしゃいます! 我らの軍勢は、遠く出払っているのですぞ。今、ランリエルと同盟を結ぶなどという話になれば、ゴルシュタットの軍勢がリンブルク全土を埋め尽くしましょう」


 実際、ゴルシュタット兵はコスティラ、ベルヴァースの軍勢と対峙している為、埋め尽くすほどの軍勢は不可能だが、一部だけ戻ってきてもリンブルクに、それに対抗できる戦力はない。


 そして、それはシュバルツベルク公爵も分かっている。ベルトラムが盤石の支配をするリンブルクで自身の影響力を強化するには、波風を立てる必要がある。その程度の考えだ。少なくとも今のところは。


 そして、ベルトラムの部下により、すぐさま早馬が飛び、クリスティーネの帰還とランリエルとの同盟宣言はベルトラムに伝えられた。ルキノらの計算通り、ベルトラムがゴルシュタットに到着してから2日後。その時、ベルトラムは屋敷の書斎に居た。


「ついて来い!」


 ベルトラムが叫び、言い終わる前には厩へと駆けていた。その声に部下達が後を追う。従者が他の騎士にも伝えに行った。厩まで駆けたベルトラムが、愛馬に自ら手綱を付け鞍を置いてまたがる。平服のまま駆けた。騎士達も懸命に後を追った。


 ベルトラムは一直線にリンブルクへと駆けた。従う騎士も初めは10騎程度だったが、次第に追いついてきて今では50騎を超える。そして、リンブルクの手前でリンブルク国境にテッサーラ王国軍が近づいているという情報を得た。


「数は!」


 馬で駆けながら問うた。リンブルク王都から来た部下が並走しながら答える。


「5千!」


 ベルトラムは無言で頷いた。そのまま駆け、リンブルク王都に突入した。クリスティーネが王宮に戻ってから、8日後だった。

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