第26話 鏡 #R
#Rレオン視点
俺が殴ろうとするジウを必死に止めていたら、聖女の彼女が階段から降りてきた。そう、金髪の巨乳、絶世の美女の彼女だ。
ラムズが聖女様に声をかける。
「メアリの様子はどうだった?」
「落ち着いていましたよ。呼吸も整っていますし。ですが、彼女は人魚ですから水の中に入れた方が回復が早いそうで……」
「水か」
ラムズは相当メアリのことが心配らしい。水の中にメアリを入れる方法を考えているみたいだ。俺は一応思いついたことを提案してみる。
「風呂とかって、この世界にはないのか?」
「あー。そういえば裏に置いてあったんじゃねえか? 昔あの潔癖症が使ってただろ」
「そうでしたわね。ジウ、手伝っていただける?」
なぜジウに! どう見てもジウより俺の方が力がありそうだけどな。ジウは背も低いし顔も女の子みたいだし……。俺は小さい頃からずっと部活をやっていたから筋肉には自信がある。
「そこは俺がやります! あのよかったら、お名前をお聞かせ願えませんでしょうか?」
「キミ、態度変わりすぎでしょ」
うるせえ、と俺はジウに言い返す。
ジウは俺より身長が低いから、俺が見下ろす形になる。俺が172センチだから……ジウは160くらいかな。逆にラムズはかなり高い。180近くだと思う。実は聖女の彼女も、女にしては意外と身長が高く、ジウよりも高いくらいだ。
「ふふふ、私のことはロゼリィと呼んでくださいな」
「ロゼリィ……! ロゼリィさんどうぞ俺を使ってください!」
「おい。ジウもついていけ」
ラムズが横からそう口を挟んだ。
俺が持ち上げられないならジウにも無理だと思うんだが、とりあえずは頷いておく。
ロゼリィ、俺、ジウは店内の奥にある扉から裏口に出た。木のようなものが一本生えていて、周りは木の塀で囲ってある。小さな裏庭って感じだな。庭の木は赤く染まっている。もうじき夕方か。
なにやら色々な物が散乱している。浴槽らしき長い四角の箱の中に、物が詰め込まれているようだ。
「昔来ていた客人のための物ですわね。えっと……」
「レオンとお呼びください!」
「普通に話してくれていいですよ。それではレオン、お願いしますわ」
俺は浴槽の中にあるガラクタを外に出していく。ジウも手伝ってくれるようだ。
小さい割に重い物もあるし、大きくて重い物ももちろんあって、俺はけっこう汗だくになっていた。でもジウは全く堪えていないようだ。
チラチラとジウの様子を盗み見ているが、疲れを隠している様子すらない。ジウってけっこうすごいやつだったんだなと少し反省した。
「あれ、これ鏡か?」
「そうですね。お風呂を使っていた客人がそれも使っていたのです。貸してくださる?」
鏡は、表面が汚すぎて全くその役割を果たしていなかった。縁も煤けている。手鏡で、ちょうど顔全体が映るくらいの大きさだ。
俺はロゼリィに鏡を渡す。ロゼリィは無言で手から水を出して、一瞬にして鏡を綺麗にした。まるで新品同様だ。
「水で洗うだけでこんなに綺麗になるのか?!」
「水だけではありませんわ。魔法で汚れも落としているのです」
「俺にもできるようになるかな」
俺はロゼリィからなんとなく鏡を受け取って、そのままなんとなく鏡を見た。
────え? これ誰?
──俺?
俺は鏡に自分の顔を写したまま、隣にいるジウの腕を叩いた。
「なあ、これって自分の姿が映る鏡だよな」
「そうだよ」
「これ俺?」
「レオン、自分の顔まで忘れたの?!」
「いや、俺の顔変わってるんだって! 前はこんな……こんなイケメンではなかったはずだ……」
鏡の中の俺は、地球の俺よりイケメンになっている。
地球の俺よりというだけで、例えば悔しいことにラムズと比べるとその程度は下がる。といってもラムズは目が死んだ魚みたいだし、なんていうか俗に言われる“イケメン”とは違う気もするけどな。まぁ顔が整ってはいるってこった。
まず俺は髪が深緑色になっていた。もちろん前は黒色だったぞ? 今の髪型は丁度良い塩梅の無造作ヘアーだ。
瞳は黄緑寄りの金色ってところだな。地球にいた頃の俺は少し目が細くて、「睨んでいるの?」なんて言われることもしばしばだったが、今はどちらかというとおっとりとした顔になっている。二重で目は大きくなり、タレ目にも見える。
でもなんていうか、俺の顔の面影はある。髪の色やら瞳の色は違うし、タレ目だってところも違うんだけど、これが俺だっていうのは直感で分かった。全く別人ではない気がするんだ。
神様が見た目を少し変えてくれたってことなのだろうか。それとも、やっぱり誰かに憑依してるのか? 俺の精神体だけ? でも着ている服は学ランだったしな……。それに周りに誰かがいたわけでもない。
もしも憑依的なものだったら、本来のこの人間の家族や友人が近くにいるはずだろ。あとは、体の持ち主の記憶なんかが混ざるとも聞くよな。
やっぱり神様が少し見た目だけ変えてくれたんだな。これも異世界仕様ってやつか。
ジウが俺に話しかけた。
「ねえ、イケメンってなに?」
「顔が整っていて格好良いってことだな」
「へえー。それもキミの世界の言葉なの?」
「うん」
「えっ? レオンは違う世界から来たんですの?」
横でロゼリィが口に手を当てて驚いている。かわいい。いや、美しい。俺は答える。
「そうなんだ。俺の世界にはエルフも魔法もないんだ」
「まぁ……。人間ばかりなのですか?」
「そうそう。つまんないよな、人間しかいないよ」
「人間しかいないなら、愛が溢れていますね!」
「愛?」
「そうですわ。この世界では、愛を育むことのできない使族もいるんです……」
ロゼリィは本気で悲しそうだった。目を伏せていて、金色の長い睫毛がキラキラ光っている。もしかして、泣いてる?
「どんな使族が愛を育めないんだ? そもそも愛を育めないってどういうこと?」
「例えばエルフは愛を育めませんわ。愛とは男女の愛、友の愛、家族の愛のことです。人魚は大丈夫ですが、フェアリーも微妙なところですね……」
「人間はたしかに愛があるな」
「そうですわ! 貴方の世界は愛の世界ですね。私、貴方の世界に行きたいです」
「本当に?! 是非来てくれよ! ロゼリィなら大歓迎だよ。でも帰る方法が分からないから、今は連れて行けないけど……」
「いつか分かったら教えてくださいね?」
少し俺はビクっとして、ロゼリィを二度見した。なんというか、彼女は本気で俺の世界に来たいらしい。
愛か──。でも、むしろガッカリさせちゃうかな。俺の友達にも二股なんてしている奴がいたし、家族からの愛を貰っていないような奴もいたし。ま、その時に教えればいっか。
「二人とも、物は全部片付け終わったよ。この浴槽洗うんだよね? ロゼリィやってくれる?」
俺たちが話しているあいだに、ジウが黙々と働いてくれていたみたいだ。
「ありがとな、ジウ」
「いいよー」
「──はい、どうぞ。綺麗になりましたよ」
一瞬で浴槽は見違えるようになった。銀メッキのような素材でできているらしくて、表面が反射して輝いているように見える。触ると冷たそうだが、お湯を入れればむしろ暖かくなりそうだ。
さっきからロゼリィは無詠唱で魔法を使っている。つまり人間じゃないってことだろうか。俺としては地球で美形と聞いたエルフかな、なんて思うけど、耳は尖ってないし。
「レオン、お願いできるかしら?」
「おう!」
俺は浴槽の片側を持って、まず縦に向きを変えようと思った。そして脇に抱えるつもりだった。
だが、第一段階ですら無理だった。想像以上に重い。
当たり前だ。この世界の文明が地球の中世辺りの文明と同じなら、プラスチックなんて素材があるわけない。表面は銀メッキだし、おそらく鉄っぽい素材のはずだ。こんなのが運べると思った俺、馬鹿だろ。
しばらく踏ん張ったが、浴槽を縦にするどころか、地面の上で引きずることすらできなかった。
「む、無理だ……」
「ボクがやるよ」
「いや、ジウでも無理だよ。二人でやっても持ち上がる気がしない」
「まあ見てなって」
腰を痛めるぞ、と言おうとしたところで、俺の方がむしろ腰を痛めそうになった。驚いて腰が抜けそうになったのだ。
だって、俺より確実に筋肉がなさそうな、こんなかわいい顔をしている男の子が、本の向きを変えるだけって感じで、ぽんっと動かしちまったんだぜ? しかも片手で抱え始めたし!
力んでいる様子もないし、汗をかいている様子もない。ジウは文字通り軽々と、これを持ち上げてしまったのだ。
「さすがですわ。さ、中に入りましょう」
「ジウ……何者だよ……」
「これでボクがキミのこと、殴らなくて済んだね!」
意味のわからないことを言っていたため、俺はとりあえず無視をする。聖女のロゼリィにいい所を見せられなかったのは悲しいが、それよりもジウの力に驚いたな。
俺たちは扉を開けて、店内に入った。
「来たか。ジウ、空いている部屋に運んでおいてくれ」
ラムズもジウを手伝う様子は全くない。ジウは威勢よく返事をして、一人で階段を上っていった。いや、上っていったじゃないよな。
もう、なんていうか、ここ、────異世界だわ。
階段の幅の関係で、横に抱えたままでは浴槽を運ぶことができなかったため、ジウはあろうことか頭上に浴槽を掲げたのだ。「落ちたらどうすんの?!」と声をかけようとしたところ、ジウは余裕で歩き始めた。俺の不安は、彼のその態度で完全に打ち消された。
悠々と階段を上ると、ジウは二階に消えていった。
俺が驚きに口をあんぐり開けていると、ラムズに呆れたような顔で見られた。
「ジウに殴られずに済んでよかったな」
「……その殴られるってなんだよ!」
俺は今度こそツッコミをしてみる。
「ジウの力を確かめるためだよ。見ていて分からなかったか?」
「嫌というほど実感したよ……」
「それは何より。あいつはお前と同じ、殊人だ」
「ええっ? あれが俺と同じであってたまるかよ! 待て、むしろいいのか……? たしかに力の強い男というのは」
「そういう事じゃねえ」
ラムズは思い切り俺の台詞に被せてくる。近くで聞いているロゼリィは、くすくすと笑っている。
「なんだよ、違うのかよ」
「ジウを見てお前はどう思った? 人間だと思ったか?」
「いや。俺が人間として普通なら、ジウは人間じゃないだろ」
「そうだ。あいつは普通の人間じゃねえ」
「──普通の人間じゃない?!」
「ああ。ジウは殊人だ」
「殊人?」
さっきから、馬鹿の一つ覚えみたいに言葉を繰り返してて恥ずかしい。けどラムズはそんな俺には全く気にもとめず、淡々と説明し始める。
「神に神力を依授された人間、それを殊人という。ジウの場合は、あの屈強な力、高い忍耐力と跳躍力、赤髪赤目──それが神に授けられた神力だ」
「依授っていうのは、神が力を授けることをいうのか?」
「そうだ。依授はほとんど“授与”みたいな意味だな。力を“授与”された人間のことを、殊人と呼ぶ」
「なるほど。神力は、色々な種類のものがあるのか?」
「ああ。お前の場合は、とりあえずはそのステータスとやらだな」
俺はもう一度頭の中にステータスを出した。異世界語が現れる。今度こそ殊人の意味が理解できた。うん、しっくりくる。
それで、『ステータス閲覧』が神力か。大したことないステータスだけどな。ラムズに言葉を返す。
「たしかにそう書いてある」
「神力をもらっており、かつて人間だった以上、今お前は殊人だ」
「え? 『人間だった以上』って、人間じゃない場合は殊人とは言わないのか?」
「ああ。依授された者は、皆神力持ちと呼ばれる。だが、人間には特別に殊人という呼び方もあるってことだ」
「他の使族も依授されるんだな、へえ」
「かなり珍しいがな」
なんとなく分かった気がする。俺も普通の人間じゃないのか。神力の種類は色々あるけど、神力を依授された人間は殊人であり、神力持ちとも呼ぶと。
ラムズはまた俺に話しかける。
「レオン、お前はここに来る前と性格は変わったか?」
「いや、特に変わってないと思うけど」
「じゃあレオンは能系殊人だろう。化系殊人の場合は、性格が変わることが多いし、同じ神力を持つ人間が一定数いる。だがお前の“ステータス”って神力は聞いたことがねえからな」
「殊人は二種類あるってことか?」
「そうだ。ジウは化系殊人で、彼らはルテミスと名付けられてる。化系殊人は、同じ神力持ちの者たちで名前を付けられることが多い。赤髪赤目、屈強な力と来たらルテミスとかな」
ルテミスか。初めて聞く単語だな。ジウはルテミス。だから力が強い。そりゃ俺も勝てないわけだ。
もう一つの単語について、俺はラムズに尋ねる。
「能系は?」
「能系はちょっとした能力を授かったってだけだ。見た目も性格も変わらない」
「能系が貰うのは、化系よりも小規模な神力ってことか。じゃあ、能系の神力はどんなものがあるんだ?」
「数え切れないくらいある。例えば嘘が見抜けるとか、明日の天気が分かるとか、狙った女を必ず落とせる、なんてのもあるらしい。そういうくだらねえ“能力”──神力でも、神から依授されたら、そいつは殊人と呼ばれる」
狙った女を……! 俺はチラッとロゼリィを盗み見た。ロゼリィはニコニコと笑ったまま、俺たちの話を聞いている。
とりあえず俺のステータスに書いてあった、謎の用語は全て判明した。なんとなくこの世界の大枠も掴めた気がする。そのあとラムズは、獣人についても説明してくれた。
俺の中で今回分かったことをまとめると、こんな感じだ。
────────
まず、神様がこの世界の魔物や使族の個人に、新たな力を与えることがある。
この新たな力のことを、
「神力」という。
神力は、「依授によって変化したこと」全てを指す。
神が神力を与えることを、
「依授」という。
ほとんど授与みたいな意味だ。
依授された魔物や使族は皆、「神力持ち」というらしい。
つまりジウも俺も、「神力持ち」だ。
そして特に、
魔物が依授された場合は獣人
人間が依授された場合は殊人
と呼ばれ、
人間以外の使族が依授された場合は、特別な呼び名はなく、単に「神力持ち」という。
例えば依授されたエルフの場合は、「エルフの神力持ち」って感じかな。ジウや俺は「神力持ち」であり、「殊人」とも呼ばれる。
あとは、そもそも人間以外の使族に依授されることはかなり珍しいらしい。
神力は色々な種類がある。
神力と言っても力だけでなく、容姿なども指す。依授によって変化したもの、それら全てが「神力」だ。
例えばルテミスの場合、
神力は、
・赤髪赤目の見た目
・強い耐久力と、屈強な力、跳躍力
などがそうらしい。
俺の神力は、この前ステータスに書いてあった通りだろう。
そしてさらに、殊人は二種類に分かれるらしい。
それは
「化系殊人」
「能系殊人」
という。
「化系殊人」は、
人間の頃と比べて性格が変わり、容姿も変わることが多い。新しく手に入れる能力も、かなり大規模なものだ。
そして同じ神力持ちの者で名前がつけられている。ルテミスみたいにな。たぶん他にも、化系殊人で名前がつけられているものがあるんじゃないかな。
ルテミスは見た目も性格も変わっているらしいし、それに「高い筋力・耐久力・跳躍力」っていう能力もかなり大規模なものだと思う。
「能系殊人」は、
見た目や性格は変わらず、ただちょっとした能力を貰うだけだ。その神力の種類はかなり多いが、どれも小規模なもの。
たぶんこっちは、レアスキルとかユニークスキルみたいなものを神様から貰ったよ、って程度の話だな。
例えば「明日の天気が分かる」「嘘を見抜ける」「狙った女を落とせる」なんてのが能系殊人の神力だ。
俺はどっちの殊人かというと、ラムズ曰く「能系殊人」らしい。
「ステータス」ってのが聞いたことがない神力である──すなわち同じ神力を持つ者がいないのと、俺の性格が変わっていないかららしい。たしかにうん、変わってないわ。
見た目は俺からしたら変わってるんだけど、もしかしたらこれは言語と同じで、転移特典ってやつなのかもしれないな。
────────
話が終わって、俺はふと思いついたことを呟いた。
「そういえば、ステータスって他の人のも見れないのかなあ」
「なんだと?!」
ラムズはカッと眼を見開いて叫んだ。いつの間にか俺の腕を掴んでいる。
──え、冷た!? 死んでんの?
「な、なんだよ」
「他の者のステータスを見るってことは、その者の使族、魔法の属性、名前が分かるってことか?」
「そうなんじゃないか? 自分のことはそのへんが分かるからな」
「それなら見んな。この世界では、例えば人魚はかなり人間に嫌われてる。だがステータスの見えるお前が、『あいつ人魚なんだな』なんて能天気に呟いたらどうなる?」
「……襲われるのか?」
「そうだ。海の中にいるなら人魚は強いが、陸では大したことない。人間が三人でかかれば一溜りもねえだろう。お前が考えなしに喋るだけで、人魚の命が無意味に奪われるんだ」
「そ、そんなに脅さなくてもいいだろ……」
ラムズの気迫に押されて、言葉尻が段々小さくなってしまう。こいつ、他人のことなのになんでこんな一生懸命なんだ?
「それ以外にも、自分の身分を隠して生きている使族はたくさんいる。理由は色々あるが。何も知らないお前が突っ込んでいいことじゃない」
「分かったよ。見ないようにするよ」
「いいか、これは脅しじゃねえ」
ラムズはそう言うと、ぐいっと俺の胸元を掴んだ。彼の冷たい吐息が顔にかかる。
「俺のステータスを見てみろ。その時は、
────お前を殺す」
ラムズの手が放されると、俺はそのまま地面にへたり込んだ。
──怖すぎた。
彼の眼光は俺の目を突っ切って、脳や心臓まで一突きにしたみたいだった。身体が震え上がって、まだ武者震いが収まらない。
人殺しの眼を、俺は初めて見た。彼は眼と声だけで俺を殺せるだろう。今後ラムズとどんなに親しくなっても、きっと彼はこの言葉通りにする。人殺しに情なんてない。
なぜかは知らないけど、とにかくラムズは自分の使族を隠しているのだ。その人魚の女の子も。俺は絶対に見ないことを心に誓った。
見透かされたような視線は恐ろしかった。きっとラムズは、俺が彼のステータスを少し覗いただけで、分かってしまうだろう。
「タイミングがあれば、俺の口から教えてやる。俺の使族をな」
ラムズの冷笑が俺を見下ろす。
一気にこの部屋の温度が、下がったような気がした。




