251話 露払いと、必殺剣。※
またしばらく日間ランキングに入れて、ブクマや評価がどんどん増えて楽しかったです!
いやー、転生組の先生方、強いですね!
ともあれ応援いただき、本当にありがとうございます!
※別視点。
では、本日もよろしくお願いいたします!
「……ですが、まずはこちらからですね」
『『ゴブギシシャアアァァ!』』
地響きを立てて迫りくる巨大級に追い立てられるように、醜鬼、豚鬼、剛鬼たち亜人型魔物たちが我先にとわたしを目指して駆けてきます。
『『ガガブギシャアアァァ!』』
同族の骸も、そうでないものも意に介さず。肉の野を踏みつぶし、血と臓物をまき散らして。
プツッ。その瞬間、わたしはだらりと下げていた右手を胸の前で真横に振り、つないでいた魔糸を切りました。
しゅる。
――わたしがそう名づけたクラス【魔糸の繰り手】は、その名のとおり、魔糸の操作を要とします。
その強度、精密性はそそいだ魔力量に比例しますので、わたしから切り離された糸では、ただ荒く巻きつけるだけがせいぜいです。
ゆえに。
「レイス流花護術、【花摘ミ手折リ】――【枷】」
『『ゴガブガべブァッ!?』』
――自らの力で折らせます。その足に巻きつけた、切り離したピンとぎりぎりまで張った短い糸の先に繋いだ――いま自らが踏みつけた骸の山々の重石によって。
「さあ、これで露払いは済みました。ユースさま。あとは存分に……!」
「えっ!? あっ、ああ! よ、よし! 来いよ! デカブツ! 光の力、見せてやる! おおおおおお!」
――存分に、踊ってください。
呻きをあげ地べたに這いつくばる亜人型魔物たちを一瞥し、呆然とかまえていた不埒ものをそう焚きつけなおすと、わたしは巧みに経路を調整しつつ、だらりと下げた左手の先から糸を垂らしながら、トン、トンと退がっていきます。
『ゴブガガアァォォォッ!』
『『ゴベギシャッ!?』』
そして、わたしの誘導どおりに地面に倒れたほとんどすべてを巨大級の醜鬼が踏みつぶすと同時に、戦いははじまりました。
『ゴブオオォォッ!』
「や、やってやる! くらえ! デカブツ! かつて巨大級以上の大きさを誇る石人形をも斬り裂いた俺の最強必殺剣!」
かあっ、と不埒もののかまえる刃が膨大な光の魔力をまといました。
「おおおおお! 【光烈閃】!」
暴力的なまでの烈しい光の一閃が縦一文字に対峙する巨大級へとのび――
『ゴ、ゴブアァァァッ!』
「……………え?」
――あっさりと、避けられました。その迫る死の脅威に、生存本能に突き動かされた巨大級がその巨体をひるがえすことによって。
その巨大な右腕に縦一文字に、ごくごく浅い切り傷だけを残して。
ということで、光剣士ユースの最強必殺剣、不発です! もちろんかつての石人形相手には、パーティーで連携してから決めています。 次回で決着です!
さて。ブクマ、評価、いいね! などの応援いただきありがとうございます。まだの方、ぜひお願いいたします! 感想もご自由にどうぞ!
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以下のリンクからそれぞれ読めますので!
次回「枯れ落ちる花のように」 別視点。
すでに書き上がってますので、状況を見て今日か明日にでも!
それでは今後ともよろしくお願いいたします!





