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闇属性だけど脚光を浴びてもいいですか―追放された少年暗殺者はワケあり闇美少女たちと真の勇者へ成り上がる  作者: ミオニチ
【第3部 光と闇と混沌と】2章 集う希望、蠢く絶望。

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253/277

251話 露払いと、必殺剣。※

またしばらく日間ランキングに入れて、ブクマや評価がどんどん増えて楽しかったです!


いやー、転生組の先生方、強いですね!

ともあれ応援いただき、本当にありがとうございます!



※別視点。

では、本日もよろしくお願いいたします!

「……ですが、まずはこちらからですね」


『『ゴブギシシャアアァァ!』』


 地響きを立てて迫りくる巨大(ギガント)級に追い立てられるように、醜鬼(ゴブリン)豚鬼(オーク)剛鬼(オーガ)たち亜人型魔物たちが我先にとわたしを目指して駆けてきます。


『『ガガブギシャアアァァ!』』


 同族の骸も、そうでないものも意に介さず。肉の野を踏みつぶし、血と臓物をまき散らして。


 プツッ。その瞬間、わたしはだらりと下げていた右手を胸の前で真横に振り、つないでいた魔糸を切りました。


 しゅる。


 ――わたしがそう名づけたクラス【魔糸の繰り手(マニピュレータ)】は、その名のとおり、魔糸の操作を要とします。


 その強度、精密性はそそいだ魔力量に比例しますので、わたしから切り離された糸では、ただ荒く巻きつけるだけがせいぜいです。


 ゆえに。


「レイス流花護術、【花摘ミ手折リ】――【(かせ)】」


『『ゴガブガべブァッ!?』』


 ――自らの力で()()()ます。その足に巻きつけた、切り離したピンとぎりぎりまで張った短い糸の先に繋いだ――いま自らが踏みつけた骸の山々の重石(おもし)によって。


「さあ、これで露払いは済みました。ユースさま。あとは存分に……!」


「えっ!? あっ、ああ! よ、よし! 来いよ! デカブツ! (おれ)の力、見せてやる! おおおおおお!」


 ――存分に、踊ってください。


 呻きをあげ地べたに這いつくばる亜人型魔物たちを一瞥し、呆然とかまえていた不埒ものをそう焚きつけなおすと、わたしは巧みに経路(ルート)を調整しつつ、だらりと下げた左手の先から糸を垂らしながら、トン、トンと退がっていきます。


『ゴブガガアァォォォッ!』


『『ゴベギシャッ!?』』


 そして、わたしの誘導どおりに地面に倒れたほとんどすべてを巨大ギガント級の醜鬼(ゴブリン)が踏みつぶすと同時に、戦いははじまりました。


『ゴブオオォォッ!』


「や、やってやる! くらえ! デカブツ! かつて巨大級(てめえ)以上の大きさを誇る石人形(ゴーレム)をも斬り裂いた俺の最強必殺剣!」


 かあっ、と不埒もののかまえる刃が膨大な光の魔力をまといました。


「おおおおお! 【光烈閃(ライト・キャリバー)】!」


 暴力的なまでの(はげ)しい光の一閃が縦一文字に対峙する巨大級へとのび――


『ゴ、ゴブアァァァッ!』


「……………え?」


 ――あっさりと、避けられました。その迫る死の脅威に、生存本能に突き動かされた巨大級がその巨体をひるがえすことによって。


 その巨大な右腕に縦一文字に、ごくごく浅い切り傷だけを残して。



ということで、光剣士ユースの最強必殺剣、不発です! もちろんかつての石人形相手には、パーティーで連携してから決めています。 次回で決着です!



さて。ブクマ、評価、いいね! などの応援いただきありがとうございます。まだの方、ぜひお願いいたします! 感想もご自由にどうぞ!


さらに、マンガBANGアプリとwebでコミカライズ連載中!

また、webから全面加筆修正した電子ノベルが各種サイトで発売中です!


さらにさらに、先日より別作品「クビからはじまるぶっぱ無双」「ダンジョンで暮らして〜」を公開中ですので、よろしければそちらもよろしくお願いいたします!


クオリティは、この「闇属性」に劣らないと自負しています!


以下のリンクからそれぞれ読めますので!


次回「枯れ落ちる花のように」 別視点。


すでに書き上がってますので、状況を見て今日か明日にでも!

それでは今後ともよろしくお願いいたします!

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