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意気投合
さて、村に向かう道中、ガインと色々情報交換したんだが、やはりというか何というか、俺は物凄いモンスターだと思われてたらしい。
いや、俺は凄いですよ?実際。めちゃくちゃ強いし。でも、外見以上に可愛さ溢れる俺の中身を知った討伐隊の面々は、多分俺にメロメロだ。
そんな中で、やはりガインは一味も二味も違った。
「アリス、あの拳法は修道の武術、カラテとは違う様だが…?正拳突きや鍵突きとは違う不思議な突きだった。あれは何だ?避けられなかった。」
「へぇ、この世界には空手があんのかよ。まぁ、俺が使うのは、ボクシングっつー競技…武術の技だわ。この世界にはないかもな。で、あれの基本はジャブっつーパンチなんだ。まぁ、俺の場合は魔人だから、腕を鞭みてぇにしならせた、フリッカージャブ気味のやつを混ぜてんだけどな。六発ぐれぇ殴ったけど、二発だけ基本的なジャブ、あとは変則的なフリッカーだったハズだわ。」
「なるほど。フリッカーとは?変則的なジャブということか?しかし、腰や肩を入れた突きには見えなかった。あれにはどんな意味があるんだ?」




