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和解
「お前結構金持ちなんじゃん。え、聖金貨もくれんの?」
「あ、ああ。まだ確証はないが、他に魔王がいるならば、当面の脅威はそちらだ。考えてみると、貴様からこちらに何かを仕掛けて来たことはないし、鑑定したわけでもないのに魔王と決め付けるのは間違っていた。和解出来るものなら和解してもらい、味方になってもらいたいのだ。」
こいつボタンの掛け違いさえなければ、素直で話がわかる奴感あるわ。
「味方ね…。まぁ、考えてやってもいいわ。っつーことで、遠慮なくもらっとくわ。」
「あ、ああ。指や腕の詫びもあるしな。」
「…斬られたの、すっかり忘れてたわ。」




