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残念なお知らせがあります
とか何とか言ってる場合じゃねぇんだよな。
さすがに瑠璃には言わなきゃなんねぇ謎の事態になってるからな。
瑠璃の機嫌は……よさそうなんだよな。
俺の真横を軽やかに歩いとるわ。
背筋がぴんと伸びて、まぁお綺麗ですこと。
「……な、何よ、じっと見て」
俺の視線に気付いた瑠璃の声には、若干の照れがある。
まじ今を逃したら、言えねぇよなぁ、これよぉ。
でもよぉ、これ言ったらよぉ、一気にブチ切れる予感あるんだよなぁ。
まぁ、俺が悪いわけじゃねぇし、ササッと言っちまおう。
俺は、横に並んで歩いている瑠璃の前を遮って、両肩を掴む。
闇の中、瑠璃が目を見開いたのが、何となくわかった。
「あのよぉ……」
「……うん」
「残念なお知らせがあります!」
「何?漏らしたの?」
「違うわ!……復活してるわ」
「え?何?便意が?」
「しつこいわ!……穴倉が復活してるわ」
「……はぁ!?何よそれ!?」
大声やめてくれや!
腹に響くわ!




