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碧眼に向かう
ま、間違えて消しちゃった!
多分、こんなかんじだったはず。
うわぁぁぁ、ごめんなさい。゜(゜´Д`゜)゜。
少年は険しい顔で穴倉をしばし見つめた後、目を一瞬伏せて閉じ、口元に微笑を浮かべた。
その瞬間、穴倉は全力で距離を詰めた。
体には力が入り過ぎていて、全速力ではなかったろう。
少年は目を開き、穴倉にその碧の眼を向けた。
眼と眼が合った瞬間、穴倉はこれまでで最大の恐怖にかられた。
「でいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
歯を食い縛り、突撃しながら、炸薬玉を射つ。
「混血!!」
そして、その炸薬玉めがけて、撃つ。
射線上には、少年もいる。
しかし全放出ではなく、出力を絞った、細い熱線だ。
「熱線砲!!」
爆炎が、穴倉と少年を隔てる。
玉が熱線に貫かれ、爆ぜたのだ。
熱線砲を全放出していれば、玉は爆発する間もなく全て熔け消えただろう。
それを見越しての低出力である。
穴倉は、角に一瞬意識を向けた。
そして周囲の魔素を、角で軽く一吸いする。
低出力の熱線砲は消耗が少なく、この一吸いによる魔力回復で、熱線砲の第二射は全力で撃てるだろう。




