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転がる運命

クソガキトリオに気を取られてて、接近を許してしまった。手加減してくれないと、俺は死ぬぞ。

…しかし、その子供は俺に触って来ない。恐る恐る俺と目を合わせながら聞いてくる。


「ま、魔物ですか…?」


魔物ですかと聞かれたら、魔物ですよと言うしかないよ。だけど、そんな事を言えば、叩き潰されるか、騒がれるかして、俺、詰むんじゃないか?ならここは、嘘も方便だよな。


「俺、土の精霊なんだ。」


子供の顔が興味津々わくわく顔になった。


「精霊さま!?じゃっじゃあ、魔法とか使えるの!?」


無理です。出来ませんよ。泥だんごをナメないで下さいよ。転がる、喋る、食う、寝るしか出来ませんよ。ちょっと変わり者の、宿無しのおじちゃんみたいなもんですよ。


「何も出来ない、おじちゃんなんですね…。」


思考が口から漏れてたよ。子供がっかりさせちゃったよ。これじゃマジで、ちょっと変わり者の、宿無しのおじちゃんですよ、俺。

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