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闇の手の正体

「ギャアァァァァァ!」

SARUが顔を手で被いながら倒れ、のたうち回る。

神速で繰り出されたSARUの蛇手の魔拳ではあるが、アリスに届くことはなかった。

アリスの抜き手が、さらなる速度で繰り出され、蛇手を貫き、SARUの顔面を襲ったのだ。


その速度は、蛇手を貫いても落ちるどころか、むしろ上がり、その鋭さを増していたのだった。


「目がァ!目がァァ!」


SARUは尚ものたうち回る。

抜き手が刺さったのは、SARUの眼球。

回復ポーションをどこからともなく取り出し、顔にかけるSARU。

だが。


「回復しない!?ワッツ!?」


地獄の炎で受けた傷は、生半可な回復アイテムや魔法では回復しないのだ。


「これが俺の新必殺技、ブラックアウトだわ」


抜き手を前方に伸ばした状態のまま、炎化を解くアリス。

純白のあられもない下着姿が、再びあらわになる。


「今回は()()のサービスはお預けだわ。くそぅ、ちょっと脱いでみたかった」


イオは、炎がかき消えたアリスの抜き手が、ただ五指を揃えた手刀ではないのを見た。

中指を真っ直ぐ伸ばし、人差し指と薬指を軽く曲げた奇妙な抜き手を不思議に思ったイオは、アリスに訊く。


「そ、その指は一体…!?」

「気付いたか。いりますかぁ?技の説明」

「お、お願いしますわ」


頷いたアリスは静かに口を開いた。


「ブラックアウト。この技は、俺がいつか使おうと思って、大切に温めていた秘密の奥義だわ。アマカケルリュウノヒラメキ的な超やべー速さの抜き手から変化して、顔の下半分っつーか、口から顎を掌で覆う様にして顎を打つ掌底をかます。そいだら同時に、中指が相手の鼻に乗るだろ?そんでそんまま鼻を滑走路にして中指を滑らせると、人差し指と薬指が、相手の眼球に綺麗にズドン!つまりこの技は…」


目潰しで、ある!

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