ROUND 1
場に残るは、アリス、SARU、ビクトー、アプリコット、イオ、カプリス、瑠璃、そしてギルバーティ。
「このかんじアレだわ。文化祭の用意で色んな奴が帰る中、やることある係の俺らは教室に残って作業、的なアレだわ。」
「何だそりゃ?パツキンGIRL、オマエ学生かよォ?」
「当たりだわ。嬉し恥ずかしハイスクールデイズ真っ只中のイケメン、アリスくんとは俺のことだわ」
「はッ、中身は男か、パツキンGIRL」
アリス、SARU共に構える。
アリスは半身、SARUは正面きった、自分の構え。
「まぁ、よ。どっちでもいいじゃねぇか、SAAARUUUU。俺はもう、今の俺が俺だわ。前の俺も好きだったけど、俺は今の俺を気に入ってるんだわ。思えば遠くに来たもんだがよ、こんな世界でボクシングやってる奴に会えるってのもよ、面白ぇじゃん?俺もボクシング、お前もボクシング。一丁まじに戦ってみようや」
「…やるか?高校生。数百年経って、俺は色々なくしたけど、今日を境に変わる。その踏み台がオマエだ」
「そりゃこっちのセリフだわ。つーかおめぇ、わりかし普通に喋るんじゃん。まぁ、よ、新しい女が出来た記念に、てめぇピーピー泣かしてやるから、覚悟するがいいわ」
「やってみろ」
SARUが駆ける。
迎撃のアリスは、左のジャブを繰り出した。
次の瞬間、アリスは地に伏していた。




