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忍者マフラーがほしい

「やっぱすっきゃね~ん♪やっぱすっきゃね~ええ~ん♪あ~んたやなきゃあか~ん~♪うちは女でいられん♪」


服部あずみは上機嫌だ。

ロイドに連れられ、ブレブロを出たあずみは、一路、レパードへ向かい走っていた。

ネイティスと違い、レパードは街毎の入街審査はおろか、入国審査すらないという。

これが逆であれば、ネイティス側の厳重な入国審査があるというが、それはまた帰りにロイドが何とかしてくれるだろう、とあずみは軽く考えている。


「いい歌だな、あずみ」

「でしょ~師匠!?た●じんでござる!やしき●かじん!しかも二番!」

「何?にばん?何の話だ?」

「いやいや、何でもないでござる!それよりも、楽しみでござるなあ!」

「お前の注文通り、真紅のものが出来上がっているはずだ。効果もお前が望むものをつけてくれたらしい。期待していい」

「ふおお…!早く会いたいでござる!My忍者マフラアアアアアアアアア!」

「上機嫌だな、フフフ。…待てあずみ!止まれ!」


ロイドが不意に真剣な表情となり、あずみを手招きする。


「俺の影に入れ。戦闘が起きている。一気に駆け抜ける」

「了解でござる」


あずみが影化して、ロイドの影と同化する。

深呼吸を一つすると、ロイドは蜃気楼の様にゆらめいて、消えた。

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