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兆し、そして発酵の美少女

「そういえばな、竜」


穴倉は、竜と共に、花畑にいた。


「俺はあいつらが言っている芸人がわからない」

「それは仕方がなイ。お前は変異体。女神が記憶の操作に失敗した存在ダ。」

「あいつらとの記憶だけが俺の全てだった。だから俺は今の俺でしかない。」

「わかっていル。だが今のお前は俺でもあル。」

「ああ。お前の記憶も俺のものだ。今は」

「これがお前の現実ダ」


アリスは、二つの魂の会話を、まどろみの中で見、聞いていた。

そして、目覚めた。


「…夢を見てたわ」

「おはよう」


アリスは、ルリの上に横たわっていた。

ルリはダブルベッド程の大きさまで広がり、アリスを乗せて、ダンゴムシの様に短い足を無数に作り出して(せわ)しなく動かし、走行していた。

アリスは体を起こして、ひととき、足を投げ出して座った体勢になる。

加速魔法(パープル・ハイウェイ・オブ・エンジェルス)の効果は既に切れていた。

しばし周りの風景をぼんやり眺めていたアリスではあったが、荒野を見飽きると、池中に向けて背中から倒れ込み、体をよじらせながら、うつ伏せに寝返りをうつ。


「んぁ~何かどんな夢だったか、思い出せないわぁ。…んほぉ、池中お前、柔らかくて生暖かくて気持ちいいわ。何かムラムラしてきたわ。今ちょっとぐらいエロいことされても俺拒否らねぇから、池中お前、スカートの中に入って来たらいいわ。何かとまさぐるの許してやるわ。来いよ」

「ななな、何言ってるのよあんた!?寝ぼけてるの!?走りながらいきなり寝て寄りかかって来られて驚いたんだから、不意打ちでまた驚かせるのやめてよね!もう!…っていうか、あんた魔人だから寝ないんじゃなかったの?あんたが寝たら、えげつない速さになる新魔法の効果が切れたわよ。」

「まじかよ。俺何か病気とかか?ここに来て俺、薄幸の美少女的な匂いあるわ」

「発酵の美少女的な臭い…最初からあったわよ、あんた」

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