表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
457/2233

飯をおごれ

「何故攻めて来んのだ?貴様ら」


ユウの挑発的な言葉に、エタースとシャサは、苦虫を噛み潰した様な顔になった。

半眼で二人を見つめるユウは、溜息混じりに話しかけた。


「貴様ら、飯をおごれ。さすれば、命だけは助けてやろう」


ユウはいつの間にか立ち上がっており、鞘ごと剣を左手に持っている。

だがそれは、ユウの剣ではなかった。


「借りるぞ、少年。あと飯をおごれ。こ奴らを撃退してやる対価として」


ユウが持っているのは、タツキの剣である。

タツキの目の炎がさらに燃え上がった。

ユウの言葉を無視してタツキがひとりごちる。


「全然わからなかった。いつ剣取られたんだろ?」

「指敬礼の後に拝借した。そんなことより、飯をおごると言え」


ユウが剣を抜く。

タツキの剣は、先日折れたままだった。


「この剣、折れておるな。何かこだわりが?」

「ないです」

「ないのか、いい加減な奴め。ああ、腹が減った!少年よ、飯をおごらせてやろう!」


覇王足り得ると思わせる、圧倒的な闘気がユウの体から放出された。

屈強な冒険者たちが気圧され、あまりの格の違いに驚愕の表情を見せる。


「私は無一文なのだッッ!誰か飯を…おごれッッ!」

「いいでしょう。俺がおごりますよ」


ユウが見据えた先には、シャサよりもさらに長身の青年が立っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ