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惑う闇と、惑わぬ光

「ガインさん…!」

こんな形で会いたくはなかった、とデシネは思った。何故だか、仲良くなれると思う相手だった。その相手に半身を吹き飛ばされてなお、ガインとは友人だという思いがあった。

───退こう。

邪神への進化は出来た。後は、ゆっくりと力を溜めて、妻を復活させればいい。若いガインを殺したくはないし、自分が殺されるのも嫌だ。何より、友と思った相手と傷付け合うのは嫌だ、とデシネは思った。


「デシネさん…!」

こんな形で会うとはな、とガインは思った。デシネがいつアンデッド化したかはわからない。だが、あの雨宿りの時も、先程までもそうだが、デシネからはアンデッド反応はなかった。

邪神に進化出来るアンデッドは、オリジナル・アンデッドだけだ。理性もあり、肉体の崩壊もないが、痩せこけ、顔色は悪い。人間の範疇の見た目ではあるが、人間をやめて尚、人間の姿をしているデシネを、ガインは許せなかった。

───倒すとも。

アンデッドの出現は、十中八九、デシネの仕業だ。奴を倒し、エイミーを滅ぼして、このバンハールの闇を一掃する。ユウを守るのだ。デシネなど、友ではない。

「何故、神は!己を人間に!お前を魔物にしてくれなかったんだろうな!己もお前も!不幸な生い立ちだな!」

ガインの苛烈な敵意が、デシネに叩きつけられた。ガインには、一切の迷いがなかった。

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