ねる●んだ───コレ!
ルリは思う。
どうしよう、どうしよう、告白蒸し返してどうするつもりなの私は!と。
動物たちは思う。
どうしよう、どうしよう、ルリの姉御が告白したのなんて知らずに、アリスの大姉御にとんでもない態度取っちゃったよ、と。
アリスは思う。
どうしよう、どうしよう、やることねぇしうずくまったまんまでいたら、何かよくわかんないのが始まっちゃったわ。
俺これどうするのがいいカンジ?
このままやり過ごした方がいいカンジ?と。
エディは思う。
どうしよう、どうしよう、寒気がするこれ風邪ひいたあああ、と。
全員が全員、全く違うことを思いながら、この場を共にする気まずい沈黙の中、ルリが動いた。
「わ、私もう一回ちゃんとアリスに告白しようかしら!」
───それだ!
ルリ、動物たち、アリスの心が一致する。
このよくわからない状況を打破するには、もっとよくわからないインパクトでハッピーエンドにし、丸く収まった様な雰囲気を出して、そこに全員で乗っかってうやむやにするしかない!と。
しかし───!
「ちょっと待ったああ!」
エディが手をあげ、アリスに駆け寄ってきた。
ルリは思う。
誰これ?
誰これ?
何しに来たの?と。
動物たちは思う。
誰これ?
誰これ?
何しに来たの?と。
アリスは思う。
これYo●Tubeで見たことある!
ね●とんだ───コレ!と。
エディは思う。
そしてその思いをそのままもう一度言う。
ちょっと待ったああ!と。




