表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
417/2233

ビクトーの企み

祭壇は円形の階段状になっていて、天井にも同じ造形がなされている。

一番下が半径五メートル、中段が四メートル、上段が三メートルといったところか。


上段には、大小無数の十字架が刺さっている。


ギルバーティが放つ玉虫色の後光は、床と天井に伸びていて、その無数の十字架が針の様な役割をしていて、光を、床と天井に縫いつけている。


その中央にギルバーティが浮いているのだ。


「ビクトー、こいつはお前を知っているみたいだが」


イゴールは疑問に思っていた。

魔王を復活させる為に動いているのに、魔王を殺そうとしているビクトーの行動はやはり不可解だ。


「返答如何によっては、俺はお前と同じ道は行かん。ビクトー、何を考えている?」


イゴールはビクトーを真っ直ぐ見据える。

ビクトーも、イゴールの目を見る。

両者共に、真剣な眼差しだ。


不意に、ビクトーが肩を竦め、視線を外した。


「…わかりました、お話ししましょう。まず、このギルバーティは本体。ですが、脱け殻です」

「…脱け殻?」

「以前にも言いましたが、ギルバーティは今、人間に憑依しています。ここにあるのは魂のない脱け殻なのですよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ