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リンゴ!モモコ!よし!
あずみが、回復魔法を唱える。
「高位回復魔法!リンゴ!」
「モモコ!」
あずみの叫びに、アリスが応えた。
ズタズタだったアリスの全身が、復元される。
「「よし!」」
ふたりは、同時に親指を立てた。
「いやぁ、助かったわ。虫の息だったわ」
「自業自得でござる」
地に座し、あぐらをかいているアリスが着ているピンクのエプロンドレスは、ボロボロに切り裂かれ、露出度が限りなく高い代物になってしまっていた。
「これ高かったのに…!まぁ、今回のは俺が悪いから、仕方ないわ…!」
「で、ござろう?拙者のこと好きなら、ちゃんとしてくんなきゃダメでござる」
「サーセン」
ふたりは、さほど仲が悪くなったわけでもなく、会話を続けた。




