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魔人の再来
「アリス!?」
服部あずみは、驚喜の声をあげた。
死んだはずの恋人がそこにいる。
涙が溢れた。
「知り合いか、あずみ」
「拙者のツレでござ…あ、イカンでござる」
涙が引く。
目から光が消える。
「どうした」
「双剣のヴァリッジの剣で、アリスの服に穴が開いてるでござる」
「ん?ああ」
「あれ多分ブチ切れて、暴れるでござる。あ、今叫んだでござるな。これは確実に大暴れするやつでござるよ。拙者、師匠の影に避難させてもらうでござる。」
あずみは黒く影化して、地面に倒れ込みながら薄くなり、ロイドの影と重なって同化した。




