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魔軍の会議
「マシアス、俺のステータスを見てみろ。お前らもだ」
フォンテスが閲覧を促す。
四人は、鑑定でフォンテスを見る。
「ま、魔人…!」
全員が目を見張った。
フォンテスの種族は魔人と表示されており、ステータスは驚愕の数値を示していた。
ここにいる全員が束になっても勝てない。
ビクトーがほくそ笑む。
「これが、ギルバーティを相手取る決心がついた理由です。今のフォンテス様ならば、易々と殺されはしない」
「天啓を受けた。お前らを導いて魔王になれと。そしてお前らも…」
全員を見渡すフォンテス。
「魔王になれ。俺たちでこの世界を牛耳るんだ」
頷いたマシアスたちの目が、爛々と輝く。
「では、マシアスはフォンテス様と共にンカフへ行き、ギルバーティと接触して下さい。シャノンとアランはンカフの程近くで馬車で待機。イゴールは私と共にベルティザへ潜入です」
「…俺はブレブロに用がある。済ませてから行く」
「…そうですか。ではアランはブレブロで、その用とやらを済ませて下さい」




