表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
347/2233

魔軍の会議

「何故、勝手な真似をしたのですか?」


ビクトーの言葉に、誰もが硬い表情を浮かべる。

しかしそこに恭順の意はなく、目に反抗的な色が宿っている。

窓際の執務机付きの豪奢な椅子には、フォンテスが座っている。

その傍らに立つは、ビクトー。

そして正面にはソファーとマホガニーのテーブル。

ソファーに座り、机に足を乗せているマシアス、床に座るイゴール、立っているシャノン、アラン。

マシアスたちの目に、怒り混じりの色がある。

それは、ビクトーへの苛立ちの色でもある。


マシアスは思う。

俺たちは吸血鬼。

血の(たぎ)るまま戦い、血を吸うのだ、と。


イゴールは思う。

いつも戦わず指示を出すだけの男が、何を言うのか、と。


シャノンは思う。

誇りの為の再戦は、咎めるべきものではない、と。


そしてアランは。


「ビクトー、貴様は吸血鬼をわかっていないのだ」


皆の顔が跳ね上がる。

誰もが思っているであろうこと。

しかし、誰も言えないこと。

それを言及するに至ったのは、マシアスでもなければ、イゴールでも、シャノンでもなかった。

アランは、言葉を続ける。


「フォンテス様は、どうお考えなのでしょうか」


全員の目が、フォンテスを見る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ