何言ってんの、コイツ
「死人覚醒魔法」
アリスが死人覚醒魔法を唱えると、ルリの体が復元された。
そして、黒い靄に包まれる、ルリの体。
「おい待て待て待て待て!」
慌てたのは泥島だ。
「えっお前何なの!?あんな永遠の別れみたいなのやっといて、何即生き返らせようとしてんの!?池中も生き返るつもりないだろ!そういう流れだろ!」
「はぁ?知るかそんなの。好きだって言われたんだぞ俺は。なら俺のこと好きだって告白した女と、イチャイチャしながら旅するしかないわ。お前らの気持ちとか流れとか知らん」
「嘘でしょ?何言ってんの、コイツ?え?嘘でしょ?」
アリスは、まぁ待て、いいこと思い付いたんだわ、と泥島に告げる。
「何だよ、いいことって。嫌な予感しかしないよ!」
「俺はこの世界に来てすぐに思ったんだわ。異世界でアイドルユニットを作ってやるわ、って。」
「は?」
「アイドルユニットを作るんだわ」
「は?」
泥島は怪訝そうな顔をしている。
「だから、アイドルユニットだっつってんだろ、ゴミが」
「ゴミはお前だよ。いやほんと、何だよお前。もっかい死んだ方がいいよ。マジで」
「これまで俺は、ずっと悩んでたわ。あることを。そう、アイドルユニットの名前をどうするか、コンセプトをどうするか、結成の理由をどうするか、を!そしてこの程、思い付いたんだわ!その名も」
「無視かテメー、コノヤロー」
「ZMB48!ゾンビ女子だけで構成された、異世界型アイドル!墓場以外でも会いに行けるゾンビっつって、なぁ!?どうコレ!?」
「お前ほんといい加減にしろよ」




