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ゴーレムの弱点
「くっ…、仲が良さそうね。頭に来るわ」
アリスとエディの戦端を見て、意識がはっきりしたルリは、殺しても好きな人、などという妙なフレーズを頭に浮かべる。
「私の頭がどこにあるっていうのよ、ふん。こんな時に、下らないわね」
友だちと殺し合うこんな状況で、ルリ自身の身体的特徴をネタにした、少々ブラックな呟き。
そして、アリスと仲が良さそうな人間に嫉妬している自分。
この二つに、ルリは非難めいた文句をぶつけた。
「まだ、見つけてないんだから…っと、あった」
ルリが探していたのは、ゴーレムの体のどこかに刻まれているという文字。
それは、背筋からややずれた、左腰部分にあった。
「やばばばば、多分見つけられたああ」
エディが、泥島ゴーレムを指さし、アリスに訴える。
「加勢した方がいいいいい」
しかし、遅かった。




