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アリスと泥とジャンキーと

そんなアリスをよそに、泥島としては、実はさほど怒ってはいなかった。

アリスの身勝手な気持ちでアンデッド化されたことは気に入らないのだが、いざ自分のステータスを見てみると、アリスに対する怒ったり恨んだりという思いを、極めて抱きにくいものになっていたのだ。

それどころか、これまでのネガティブな感情が昇華されてゆく程ですらある。


泥島が見たのは、レブナントという、あまり見慣れない、聞きなれないゾンビの上位種名。

上位種に相応しく、数値的なプラスがなされており、土魔法、土系統のスキルも色々使えるのだ。

それは、泥である自分と相性のいいものばかり。


アリスをDQN呼ばわりしたのは本音だし、そこには腹が立つ部分もなくはない。

だが、結果論としては、感謝すら湧いて来たのだった。

アリスの悪ノリがなければ、今の泥島はないのだから。


異世界に来て初めて感じる、冒険に対する期待感。

泥島にとってそれは、とうに諦めたはずのもので、それをもたらした悪友アリスに対して、心底邪険には出来なくなっていた。

かといって、一言ぼやかずにはいられないままでもあるのだが。

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