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呪殺
「おのレ、雑魚どモ」
メは、深く皺が刻まれた顔を歪めた。
屈辱だが、仕方がない。
自分は衰弱しているし、魔力を使い過ぎた。
片や相手側は、ソルジャーとアーチャーという、最も初歩的なパーティー編成で、大したダメージも食らわず攻めて来る。
ミサはLV3のアーチャー。
ボルゾはLV2のソルジャー。
メはLV12のメイジ。
普通ならば、負ける要素などない。
だが、火球も風刃も練気の矢に潰されてしまう。
愚直な突撃と、嫌なタイミングで放たれる矢のコンビネーションは案外厄介だ。
もはや、踏ん切りをつけてあれを使うしかない。
「呪殺魔法」
黒い靄が、ミサの周囲に現れる。
そして、ミサはこと切れた。




