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魔人 vs スライムクイーン

アリスは困惑していた。

レインボースライム・池中瑠璃とは、知らない仲ではない。

彼女が、突発的に敵意を向けて来ることがあるのも、慣れているといえば慣れている。

だから、売られたケンカは買ってやる。

ケンカなんて、前世で何回だってしてきたのだから。

しかし、殺意を向けられたのは初めてだ。

額を撃たれたことは、アリスにとっては、なかなかのショックだった。

完全に殺す気なのだから。


「俺はリザレクト使えるけど、俺が死んだら誰が俺にリザレクトかけてくれるんだっつーの!」


そう、アリスが生き返る保証がない。

なのに、池中瑠璃はアリスを殺そうとしたのだ。


だが、たかが水の弾丸で、アリスが死にはしないというのも確かで、瞬く間に、手も額も、何ごともなかったかの様に弾痕が消えて回復している。無論アリスが自分で回復させたのだが、それも彼女の予定通りなのではないか、ともアリスは思っていて、どうにも瑠璃の意図がわからないのである。

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