表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2221/2233

動くのは今

 ユウの様子を横目で見て、シャサは片眉を段違いにした。

 眼光は鋭い。

 その目だけでも粗暴さが伝わる様な男で、実際に粗暴さの塊の様な男である。

 だが、知性がないかというとそういうわけではない。

 学はないが地頭は悪くなく、非合法ではあるが商才がある。

 それはひとえに観察眼と、自ら動いて事をなす実行力、動くタイミングを見切る野性によるものだった。


(じじいで無理だったんだから勝てるはずがねえんだが)


 シャサは一瞬ユウを見て、すぐに視線を外した。

 うっすら汗をかいているユウを見て、違和感に逡巡(しゅんじゅん)する。

 以前、ユウと対峙した時、闘志は萎えなかったが、正直勝てる気はしなかった。

 次元が違うと思った。

 だが、今のユウにはあの時の揺るぎなさをかんじない。


(俺らのところまで降りて来た……? 調子が(わり)いのか?)


「動くのは今だな」


 点穴針を構えると、疲労が少し抜けた気がした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ