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激突は必至

 その言葉に目を丸くする泥島、そしてあずみ。

 カワベの意識はユウに向いて、泥島にもあずみにも一瞥もくれない。


(ワシが読んだのは英語。 そして鑑定を使った。 そのことにあずみは気付かんじゃろうが、ゴーレムの方は果たして……)


 カワベはこの世界にない知識を持っているのだ。

 それはこの世界の住人ではないかもしれないということ。

 だが泥島は気付かない。


「さすが年の功……」


 何の疑問も持たない様だ。

 その言葉にカワベは内心落胆しながら、対ユウに専念しようと集中し始める。

 とはいえ周囲が見えないのではない。

 俯瞰(ふかん)でこの戦闘の場を把握することに努め、その中でユウを見据える。

 ユウを見ながら、常に誰の動きにも対応出来る構えを取るカワベは猫足立ちになる。

 ユウは「うん、まぁそうなるよな」と言って頷き、自らの剣に手を掛ける。

 激突は必至。

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