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悪童の殺人医師

今頃、ヴァリッジたちが噂の少女らに接触している頃だろう、と、ジャン・ジャックは、ガインの後を追いながら推考する。


悪童が動き出したのは、アーマンダインの冒険者ギルド長であるエオエルの極秘依頼だ。

エオエルは冒険者マニアで、少年時代から毎年名鑑を買ってもいるし、今では編纂(へんさん)に携わるほど。

冒険者たちの中では、「アーマンダイン冒険者ギルド長エオエルの本なら、資料的価値は抜群だ」と評判で、これに載るのが一種のステータスにすらなっている。

そんなエオエルだからして、冒険者を傷つけようとはしない。

今回も、ブレブロ所属のパーティーとなった真意を聖騎士ガインから聞いて来てほしい、という依頼で、それは編纂の為の取材だとのことだ。

だが、エオエルが話のわかるリーダーのヴァリッジに依頼したところ、ヴァリッジは、医者は患者からの聞き取りに慣れているから、取材もお手のものだ、とジャン・ジャックを推した。

エオエルも同意したが、彼らはジャン・ジャックが殺人医師(メディスンマン)だということを知らない。


エオエルの依頼と時を同じくして、神官ミラーからはガイン暗殺依頼を個人的に打診されたジャン・ジャックは、ミラーに、殺人医師の正体ではないか?との推測もされていると感じた。

殺人医師としての過去を封印したいジャン・ジャックは、もちろんとぼけて依頼は断った。

しかし、ガインが、悪童のジャン・ジャックとしての活動に差し障る存在となるならば、殺さねばならない、と心に決めていた。

ジャン・ジャックは以前、殺人現場をガインに目撃され、対峙したことがあったのだ。

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