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少し工夫されただけでこのザマ

 風を両横に噴出するクマガイ。

 それは触手の破片の侵入を防ぐ風の防御策。

 ……だけではない。

 そこに着目した穴倉は声をあげて笑う。


「ははははは! クマガイ、お前……ッ!」


 笑いの後、何かを言おうとしていた穴倉だったが、余裕がなくなり押し黙った。

 クマバズソーの勢いが増し、触手がどんどん切られてゆくのを見ての沈黙だ。


(切られた触手を再生して、新しく盾にするだけで手一杯になってしまった。 少し工夫されただけでこのザマだよ)


 穴倉が今、心に抱くのは、悔しいという気持ち。

 戦闘生物であるはずの穴倉が、クマガイの少しの変化で押されている。

 その時、穴倉の脳裏によぎったのは、池中瑠璃であった。

 瑠璃は創意工夫で穴倉を追い詰め、一度は殺した程の戦闘センスを持っていた。

 そんな瑠璃を心の中に思い描き、問う穴倉。


(池中、これももうダメなのか? なあ)


 切り刻まれる穴倉の触手。

 穴倉は、その触手の中に炸薬の玉を生み出してゆく。

 バズソーの刃が触手の中にえぐり込み、炸薬玉が破られ、また爆発が起こる。

 だが爆発は、風に吹き飛ばされてしまった。

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