表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1969/2233

アリスの拳

 アリスとクマガイの突撃の速度が爆発的に向上する。

 ゾミとの距離は一瞬にして詰まり、えぐり込む様に繰り出されたアリスの拳。


「おっらァッ!」


 けたたましいアリスの絶叫は、高空にありながら、地上にまで大きく聞こえるほど。

 誰もがアリスの声を聞きながら、上空を見上げている。

 だがその姿は、距離がありすぎて見えない。

 そして、またも響くアリスの声。


「ってめッ!」


 アリスたちの突進の目を見張る速さに、ゾミは必死に体を反らしてかわす。

 ゾミの顔に向かって繰り出されたアリスの拳は空を切った。

 アリスの声は、かわされたことに対する苛立ちが多分に含まれているが、クマガイは冷静に新たに風を噴射する。


「おっとォ!?」


 すると、空振りで体勢を崩すかに見えたアリスの体がそのまま回転し、拳をもう一撃放てる状態となった。

 その回転の勢いのまま、アリスは拳を繰り出す。

 ゾミは反射的にガードの腕を上げた。

 しかし、アリスが狙ったのは頭部ではなく体。


「でぇいやァッしゃァッ!」


 アリスの拳がゾミの側腹部へと突き刺さり、あばら骨が音を立てて砕けた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ