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やってやれよアリス

 そしてクマガイ。


(ついてきちゃったけど……!)


 先を行くアリスが徐々に失速する。


「あー、アカンか~!」


 それもそのはず、アリスは厳密には飛んだのではなく、跳躍しただけなのだ。

 このままではゾミには届かず、落下してしまうだろう。

 それをクマガイは黙って見ていられない。

 わだかまりが次から次に生まれても、それが些細な一言で崩れてしまう程には、アリスの心がわかる様になってしまった。


「俺がいなきゃダメだな! お前は!」


 そういってアリスの背中にへばりつくクマガイ。


(納得出来ないこともあるけど、俺、お前のこと、嫌いじゃないんだよ)


 クマガイから吹き出す風の推進力によって、アリスが再び飛ぶ。


「よっしゃでかしたクマガイ! あのツラ吹き飛ばしてやるわ!」


 拳を握るアリスの口もとには笑み。

 クマガイの口もとにも。

 そして叫ぶクマガイ。


「マジ、やってやれよアリス!」


「お前みたいになぁ!」


「やめろそれは言うなァ!」

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