表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1964/2233

理解出来た様な気がした

 デシネは敵であった男。

 そして得体の知れない存在である。

 故に信用は出来ていない。

 今日出会い、敵として戦い、味方?になるなど、正気の沙汰ではないとさえ思う。

 だが、それを求めたのはアリス。

 思いつきなのか何なのか、気分で物を言っているのか何なのか、アリスはよく強引に物事を決める。

 それは思慮に欠けていて、迂闊ですらあると穴倉は思う。

 だが、穴倉はこうも思う。


「アリスの心も自由なんだ、きっと」


「そうですね」


 デシネも呼応し頷いた。

 傍らには妻の姿。


「だから、お前だって受け入れてしまう」


「ええ。 危うい方だと思いますが、しかし」


 得体の知れない存在と同化した穴倉は。

 得体の知れない存在と同化していたデシネは。


「だから俺も、お前を受け入れてみるよ」


「ついて行ってもいいかもとも思ってしまいます」


 アリスの心が理解出来た様な気がした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ