表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1960/2233

ゾミが狙うは

 これは、散らばっていた黒球の残滓(ざんし)たち。

 ゾミの心に呼応して集まっているのだ。

 だがゾミは、黒球の集結を認識せず、ただ心のままにデシネたちを眼下に捉え、思いを増大させてゆく。


「私はあの方を信頼している。 だが」


 ゾミの両の手に魔力が集まる。

 波動撃を撃とうというのだ。


「蘇生魔法を手に入れたかった。 手に入れるはずだった。 私が」


 地上を見下ろすゾミは、苦悶の表情で溜め息をついた。

 それはさほど空気を吐いているわけではなく、浅い吐息だった。

 だが、まるで肺の空気を全部絞り出す様に、長く、長く吐き出される。

 その浅く、長い呼気は、ゾミが苦しくなるまで続き、そして間髪入れずゾミが大きく息を吸った。

 と同時に腕が大きく振り上げられ、そして振り下ろされた。


「波動撃!!!」


 ゾミが狙うは、デシネである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ