表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1950/2233

思考するデシネ

 デシネの質問はアリスに無視された格好となった。

 そして逆に質問で返されてしまった。

 最低限のコミュニケーションさえ取れないのか、という思いがデシネの中に一瞬湧き上がる。

 だが、アリスの顔には邪気がないし、話聞かせてくれ、と言葉をかけられたのだから、即戦闘再開とはなりにくい。

 そう考えると、緊迫感は幾分薄れ、精神的な余裕が生まれる。

 すると頭も働き始める。

 頭が働くと、打算も働く。

 デシネは、どうにか悲願を達成出来ないものか、その為にアリスを利用出来ないかと考えた。


(魔人……いや、女神アリスか。 完全蘇生すら可能とは……)


 デシネは邪神と一体化してまで、結晶化した妻の救出を望んだが、現在、その悲願は達成出来ていない。

 だが、アリスならば。


(アリスならば、我が妻を救えるのではないか……?)


「……」


 沈黙のまま、思考を巡らせるデシネ。

 その様子にアリスはムッとした顔で、「シカトかよ。 ほんならお前にはもう聞かんわ」と言うが早いか、結晶体であるデシネの妻を見た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ