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爪撃の応酬

 すぐに追撃を開始する穴倉は手をかざす。

 踏み出す一歩と共に、穴倉の(てのひら)から電撃が伸び、クマガイを狙った。

 しかし、クマガイがいた地点には、既にその影はなく、電撃は地に落ちた。


「よけるなよ」


「そりゃよけるよ!」


 返答するクマガイは踏み込んで大きく跳躍し、背中から緑色の風を噴き出して急降下する。


「そっちこそよけるなよ~!?」


 そのまま(そう)(げき)を繰り出すクマガイ。

 その尋常ならざる速度は、クマガイ本人の顔をひきつらせる程であるが、穴倉は無表情のまま。


「よけはしないけど」


 左手の爪で受ける。

 クマガイの速度を全く問題にしない穴倉は、続けて躊躇なく右手を振るった。

 爪撃がクマガイを襲う。

 体を丸めてよけたクマガイが、その勢いのままに縦回転した爪撃連斬を繰り出すが、それもまた爪で受ける穴倉。


「受けるよ」


「受けるなよ」


 苦々しげに吐き捨てるクマガイの顔は、いつものクマガイとは違い、戦いに相応しく、鋭いものとなっている。

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