表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1892/2233

竜が伸ばした魂の根

 それに対して答えるのは。


『よかろう』


 穴倉と融合した、竜である。

 竜は、穴倉に取り込まれ、穴倉の魂の中に存在する。

 穴倉とは別個の自我を持つが、あくまで穴倉に取り込まれた存在であり、対話はするし、意見が食い違うこともあるが、体のコントロール権を持つことはないし、穴倉の心を侵略する様な影響力もない。

 だが。


『こびりつく害悪は塗り潰してくれよう』


 異物に対しては、免疫の役割も果たす様で、黒球の欠片に向けて、魂の根をおろす。

 そして竜が伸ばした魂の根は、黒球の欠片から、何かを吸い上げ始めた。

 次第に黒球から色が抜けて行く。


『これは面白いな』


 竜が楽しげに声をあげた。

 黒球の欠片の色が抜け、すっかり透明になる。

 もはや黒球の欠片は出涸らしとなり、穴倉に何らかの侵略を敢行出来る状態ではなくなってしまった。

 黒球の中にあった情報、そして力は、穴倉に取り込まれ、奪われてしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ