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上機嫌

宿の一階にはレストランとパブがあり、毎夜、レストランで食事をしていたエオエルと悪童の面々であったが、昨夜は、そこにAランクパーティーである〝混沌〟も現れた。

混沌は王都所属のパーティーで、この近くまで遠征して来たとのことだったが、それが再結成の悪童を追ってのことであることは、間違いなかった。

混沌は、双剣のヴァリッジがブレブロに移籍したお陰で、繰り上がりで王都の看板パーティーになった、という世論に納得がいかないらしい、という話は、エオエルならずとも誰もが知っていた。

混沌は、ゲド、ジャービル、レイン、ゴウトヒ、シャサ、ヨー、トゥーモ、エタース、リベ、グレッグ、ウィルの十一人からなる大所帯のパーティーで、いずれもA、もしくはBランクの冒険者のみで構成されていた。

悪童の場合、ヴァリッジがBランク、ジャン・ジャックがDランク、エディがEランクである。

ランクだけ見れば、到底かなうわけがない。

だが、実際はそうではなかった。

ゲド、ジャービル、レインの三人がレストランに現れたのだが、エオエルは、呑気に酒を飲んでなお強い悪童の三人を、絶賛せざるを得なくなった。

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