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俺たちは人間じゃない?

 クマガイの中に警戒心はない。

 黒球が穏やかに、たおやかに、ただそこにいることをかんじてしまったから。

 アリスの中に魂が入っていた時以上に、相手の感情が流れ込んで来てしまったから。

 知識が流れ込んで来てしまったから。


(ただ膨張すると、どうなるの? この空間を侵食し続けるだけ? あんまりよくわからないな……)


 理解は追いつかない。

 だが、黒球の意識が伝える情報は、ただ淡々と増えてゆく。

 クマガイは、その情報の数々を得続けてゆく。


(黒球は、この世界をうがつ《・・・》為に生まれた? うがつ? あぁ、穴を開けるってことなんだ? ……何でこの世界に穴を開けるの?)


 そして、得た情報についての質問を続けるクマガイは、次第に世界の深層についても知ることとなる。


(え? この世界は箱庭? 俺たちの前世はニセモノ? え? 俺たちは人間じゃない?)


 それは、アリスが黙っている情報と重なる。

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