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フォンテスありきの仲間

 どういうことかというと、マシアスはフォンテスの思想に追従したいと思っている。

 フォンテスは、真祖でありながら、マシアスたちの性格を尊重してくれる。

 それは衝撃的な接し方なのだ。

 階級など関係なく、分け隔てのない関係性をフォンテスは築こうとする。

 貧富も男女も関係なく、そこに貴賤はないとする価値観をフォンテスは持っている。

 貧しい出のマシアスと同階級であるかの様に並んでくれるし、真祖でありながら、自分の考えだけで物事を推し進めず、頭のいいシャノンを重用する。

 同族を駒扱いせず、仲間として扱ってくれる。

 真祖でありながら気さくだし、ある種、マシアスたちを一人一人尊敬してもくれているのがわかる。

 フォンテスの、そういった(おご)らない態度は、真祖らしくはない。

 アリスの方が尊大な態度をしていて、余程、王らしい振る舞いをしている。

 だからシャノンは、そんなフォンテスに不満を溜めていたのだろうと思うマシアス。

 だが、マシアスはそこがフォンテスの美点だと思ったし、支持しようと思った。

 そして、真祖をないがしろにしようとするシャノンに殺意が湧いた。

 マシアスは、自分たちと並んで尊重してくれる気さくなフォンテスには共鳴したいが、自分たちの誰かが気さくにフォンテスと並ぶのは不敬だと思っている。

 真祖のフォンテスがやることが絶対。

 自分たちはフォンテスの仲間だが、フォンテスありきの仲間。

 そこを逸脱する者は許さない。 

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