表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
183/2233

パーティー結成

ギルドの受付前。


ところどころ跳ねっ返りのストレートロングヘアーの金髪に、赤い瞳の美少女が立っている。

着ている服はエプロンドレス。

髪には、細いリボン。

足は肩幅に開き、腕を組んで、顎を上げ、およそメイドとは思えぬ我がもの顔で立っている。


尋常ならざる美貌が一際目を引く、ブレブロの英雄。

ゴードンさんちの看板娘こと、アリスだ。


普段なら、誰もがその美貌に釘付けになる。

だが、今日は違った。

誰もが、その連れに息を飲む。



連れのひとりは、黒髪に黒い瞳の美女。

着ている服はメイド服。

頭にはホワイトブリム。

耳は尖り、背は高い。

足は肩幅に開き、腕を組んで、顎を上げ、アリスと同じ、およそメイドとは思えぬ我がもの顔で立っている。


アリスとはまた違う美しさを持つ、これまたブレブロの英雄。

ゴードンさんちの影ぼうしこと、服部あずみだ。


誰もが、彼女の変化に息を飲んだ。

だが、それ以上に息を飲む存在がいる。

誰であっても、その者の姿には息を飲む。



銀の鎧に身を包んだ、人間大のゴブリン。

その者の、ゴブリンとしては異常な巨躯と、どんなものでも斬り伏せる伝説の大剣アル・マヒクを見れば、子供でも彼が誰かわかるというもの。

足は肩幅に開き、腕を組んで、顎を上げ、二人と同じく、我がもの顔で立っている。


バンハールにおけるアンデット事変での一騎当千で、一躍、表舞台に躍り出た英雄。

神殿騎士でありながら魔物。

魔物でありながら神殿騎士。

炎の女神官が認めた、正当継承者。

超人勇者がその座を狙わぬ、正当継承者。

誰ともパーティーを組まないとされ、孤高の存在とされ、一匹ゴブリンと称される豪傑。

即ち、聖騎士ゲブ・ズ・ガイン。


そのガインが、街を救った英雄とはいえ、無名の少女たちとパーティーを結成したことは、大事件であった。


聖騎士ガインの、無名パーティー結成への参加は、瞬く間に大陸中に知れ渡った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ