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自爆しかないみたいなんだけど
対するアリスが吐いたのは、当然の様に拒絶の言葉。
穴倉の自爆をトラウマと言ったのは素直な気持ちである。
本当に嫌気がさしているアリスは、仏頂面だ。
「マジでお前、アレはねぇわ」
「そっか、ごめん」
その顔を見ながら謝る穴倉の口調は平坦で、全く謝意が伝わって来ない。
そのことをアリスがツッコもうと口を開きかける。
だが、一瞬先に穴倉が言葉を発した。
「でもさ」
「あぁん?」
そして穴倉は、怪訝そうなアリスに、またも平坦な口調で語りかける。
「他に方法ある? 混血熱線砲より効きそうな攻撃。 俺ね、自爆しかないみたいなんだけど」
「嫌なこと言うのやめろや! 命を粗末にするなって! ひくわー」
「生き返らせてくれればいいじゃん」
「まぁ……、おう……」




