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マシアスと目が合った

 そしてシャノンは、マシアスに対して、劣等感に似た感情を抱く。

 それは大きくうねる様でもあり、微々たるものの様でもある。

 自分が脱していない吸血鬼の気性を、マシアス

が克服している様に、シャノンには見えた。

 それは、吸血鬼の気性を嫌い、吸血鬼の全てを切り捨てようとしていたシャノンにとって、冷や水をかけられた格好。

 シャノンにとって脱・吸血鬼は、現在、何を置いても成し遂げたいもの。

 旧態依然とした、従来の吸血鬼を嫌悪している以上、吸血鬼らしくない自分でありたいと無意識に思うし、また、そうなろうと思っているシャノン。

 具体的には、まず、怒りの感情や先走りを抑えたい。

 しかし、それをマシアスが既に行っている様に、シャノンには見えた。


(私が捨てようとした同族に、先を越されることになるなんて……)


 シャノンの胸に、悔しさが広がる。

 思わず目をつり上げ、歯ぎしりしながら、マシアスの顔を見る。

 その時、マシアスと目が合った。

 冷やかな目でシャノンを眺めるマシアスと目が合った。

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